動画まで引っ張ってきてしまいました。
先月映画原作本コーナーでコレと同じものを売り場で流していて
一青窈の主題歌も印象的で
ものすごく見たかったんです・・・。
北川景子主演で時代劇・・ってのは
正直不安もあったんですが何が惹かれたかってもう
コレでしょ?
このオスカルぶり(違)
武家の娘に生まれ、家督を継ぐことを期待され
父はオトコであったならと
ほんの一瞬であれ顔を曇らせたといいますが
しっかり剣の道を究めてしまい
強すぎて誰も近寄れない高嶺の花となりまする。
この宣伝ポスターの彼女はとても美しいですが
正直この顔よりも
胴着に着替えた彼女の凛々しさが一番の見所かと。
それはそれはかっこよかったです。
このギャップはいいなずけの片桐才助にもあてはまります。
ビジュアルではなくて内面の変身といいますか
実はね・・って部分で以登はもちろんのこと、
おそらくはこの映画をごらんになった方のほとんどが
むっちゃええひとやんか〜〜って感想を持たれると思います。
またしても惚れましたっ。
(・・・だからそのひとことは誰も聞いてないってば)
てっきりかっこいい復讐劇かと思ってました。
ちゃいましたね、
コレは以登が本当の愛に気がつく話。
無理やり親のきめたひとと結婚させられたはずが
ちゃんと夫婦の気持ちが通いあって
実はうまくいったんやでというお話。
・・・切ない恋物語として孫四郎との思い出を
年老いた以登が回想する形をとっていますが
しっかりおちつくとこへおちついています。
もっともたまたま才助がええひとやったからよかっただけでと
言うてしもたら、みもふたもないですけどね・・・。(笑)
自己主張も自由結婚もない時代です。
どんなささいなことで恋に落ちるのかなんてのは
誰にもわからない。それはいつの世も同じかと思います。
あまりにもくど〜く、
一目惚れしてしまったシーンを繰り返すので
もうええって〜とは思いましたが(爆)
そこしかつながりがない以上、まあ仕方ないっちゃ仕方なく。
くどいといえば、所作の美しさはわかったけど
そないに何べんも見せんでもと・・・。
この辺が若干もたついたというか
もっとコンパクトにできたんちゃうんという・・・。
画像が持ってこれなかったのは残念ですが
歌舞伎役者の市川亀治郎さん。
悪役わかりやすっ(笑)
でもね〜、立ち振る舞いが美しいし姿勢がいいし
殺陣も腰が入ってるからかっこいい。
なんていうかオーラが違うから
時代劇でよく出てくるお前もワルよのう〜な
安っぽ〜い悪代官じゃないの。
うまく説明できないんだけど、にやりと笑っても
悪い事してても品があるというか(それどんなんやねん)
脇を固める柄本明さんと國村隼さんも
語りながら言葉にしてない部分の感情表現がうまいというか
言葉にならない言葉を演じてるとこがすごい。
で、コレを北川景子ちゃんもしてるのな。
黙して語らずの部分でまあ表情が訴える訴える。
今こんな気持ち〜ってのをちゃんと出してます。
どっちかいうと台詞回しが若干・・(自主規制・・・)
この時代、オンナばかりが我慢して耐えてるんだとばかり
思っておりました。
でもあながちそうでもないようで。
思うように生きられぬ、やりたい事を極められない、
それはオトコもまた同じ、
いや、いつの時代も同じなのかもしれません。
恋とて同じ。
才助ひとがよすぎます。
頼みごとをされた段階で以登の気持ちは
はっきりとわかっているはずで
それでもそこまでしてくれますか、
さらにやりたいようにさせて、そのフォローまでしますか。
すごすぎます。
最初のがさつさや大飯食らいのお尻タッチなんて
ぜ〜〜んぶ許せちゃいます。
単におおらかなだけじゃんと。
もともと関西人はおもろいひとが好きですから
あたしゃ〜最初からこっちがええワン♪(ホンマか〜〜?!)
人はみかけによらない。
にしてもええひとでよかったね、以登。
コレはコレで縁。親の決めた運命だけどラッキー。
桜ではじまり桜で終わる、古きよき日本が
いっぱいつまった作品。
堅苦しさはあるものの、
正直現代人がなくしてしまった美が
たくさんたくさんあったような気がします。
とにかく黙して語らず。コレにつきる作品でした。
みんながみんな思ってることみんな言うてしもたら
こんな奥ゆかしい、品のある作品には
ならなかったと思います。時代劇なんてまず見ないひとですが
この作品に関してはもう感動しまくりでした♪




