うる星やつらかドラゴンボールかってくらい
出演者が増えてしまって、
それを破綻させずに見せ場作ろうってのは
かなりがんばってるわけで。
おまけに7年のブランクの分、キャラ設定にリアルさを出そうとするから
みな若干職掌が変わってる。
(もっとも青島は多分良くも悪くもあのままでしょうね)
「ここに今いない」人がもつ存在感は
相当大きかったようで、
それがこのブランクの理由のひとつでもあるのだけど
実際見た感覚は
・・・なんていうたらええのか、
この映画に関わったひとたちが
和久さんてキャラの死、いかりや長介の死を乗り越えようとした軌跡
そのものだったような気がしました。
だもんだからこの踊る3は、
「死」がキーワードになってる。
どうしようもない「死」と向かい合うこと。
「死」がもたらすもの、残すものの
受け止め方、考え方の違いが
ラストバトルの会話になってくわけで・・・。
その上で生きることや命の大切さを伝えていく。
「死ぬ気になれ、そのときだけ生きられる」・・・だったかな。
それは、ホントにギリギリまでこの映画に参加していた
いかりやさんそのものともかぶるから
この言葉は重い。
映画の中では青島にスイッチが入る言葉でもあったけど
テンションが高すぎて、死ぬ気になるって疲れるねって
ムチャしたあとで笑うとこが彼らしいっちゃらしい。
そうじゃないだろってツッコミながらも、
あ〜今でも、青島には、大きな存在なんだなって・・。
後先かまわず、アツイ気持ちのまんまで走ってってしまう青島と同じく
この映画そのものがもつメッセージは伝わってきた。
ただ、そっちにあまりに振り切ってしまった分
細かいとこで意外とアラが目立っちゃったかなと・・・。
ネタバレを含みますので鑑賞後に。
posted by Ageha at 03:10| 大阪 ☁|
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