昨日の続きになるのだけれど、
最近嘉門さんをあまりみかけない。
深夜放送のDJなら、師匠だった鶴光さんばりに
下ネタばっかしになりそうな気もするけど。
CDで、歌になってしまったネタより、
ギター一本で一人二役の漫談やってる方が好きなんだけど、
どちらにしろ一度聞いて机バンバンたたくほど笑ったのに
それを2回聞こうと思わない。もう笑えないのである。
昨日書いた替え歌メドレーはレコード会社、タレントさん、
あらゆる所へ頭さげて許可をもらう分、発売までの道のりは大変で
ガッツ伝説どころじゃない。ユーミンみたく、「好きなんだけど、
卒業写真だけはネタにしないで」といったケースもあるし。
やっと世に送り出したと思ったら、人はもう次を要求する。
もっと面白いのを、もっと違うのをって。ほとんど麻薬で、病み付きになるのに
そのくせ一口目のビールにも似て、楽しいのはその一瞬一回きりだったりする。
エンタの神様くらいしか見てないけど、そこからいろんな番組へ進出していって
ネタ披露する時「それ何回やんねん」ってつっこんでしまう。
忙しくなって引っ張りだこになってうれしい反面、人やものを観察するだけの
十分な時間がなくなってマンネリ化したり、おもしろくなくなったり
・・・でも人気はあるから、今度は別の仕事がまいこんでくる。
個人的にはモンスターズインクで吹き替えをした、爆笑問題の田中さんは
なかなかはまり役だったと思うけど。
スマスマ以降、ジャニーズ系のひとのコントがおもしろかったら、
笑いをとるために体張ってがんばってるひとはどうすればいいんだか。
意外性を求めて逆に俳優、歌手、小説家、キャスター、政治家
方向性を変えていかざるを得なくなって
そっちで成功してしまって、元は何してた人だかわからなくなる。
どんどん、そのへんの境目がなくなってきて、器用なひとだけが
生き残ってくような気がする。ひとつの道をきわめる人もいるけど
情報が早くて、人が飽きっぱくて、作り手がついてこれない。
個人的にヒロシもギター侍も陣内さんも青木さやかも好きだけど
流行語大賞を争うだけであくる年にはいないなんてことが
ありませんように。ちょっと心配なAgehaなのでした。
中は切っても・・・さん。だいぶ前の話になるんですが
TBします。
posted by Ageha at 15:26| 大阪 ☁|
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