象の背中 スタンダード・エディション | |
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レンタルにて鑑賞。
うちのダンナはこの手の話好きなんだよな〜(笑)
とはいえ、やっぱし
ここ泣くとこですっって場面で
ダー・・・でした。(結局うるうるしてるひと)
自分の人生やから
どんな幕引きをしてもええとは思います。
ただ、ちょっとフクザツな気持ちで見ておりました。
プロジェクトにあれだけ力注いでたんなら
延命処置してでもも少し見届けたらどうなんとか
奥さんには黙ってて愛人には甘えるのかよ〜とか
生活水準めっちゃ高いから
浮世離れしてるよな〜とか、
いやそういうとこツッこむ作品ではないのですが。
「明日の記憶」のときもそうだったけど
ダンナが倒れて、あるいは病気になって、
あくる日から生活に困るような家庭では
美談だの感動の名作だのの前に
別の意味で悲壮感漂っちゃいますからね。
自分の命があと180日
そのときあなたは何をしますか?
点滴や酸素マスクにつながれて
生き延びてるだけ・・は、私もいやですが
すべきこと、やりたいこと、
その限られた時間の中でどんな行動をとりますか?
これはもうその人の価値観によって
とってもとっても違うものになるのでしょうね。
ただ、ひとつうらやましかったことは
夫婦の願いが1つだったこと。
>生まれ変わっても
もう一度プロポーズしてくれますか?
そこで手が動くか〜というベタな展開ではありましたが
それより前に書かれた妻への手紙で
もう一度プロポーズを受けてくれるか?という
くだりがあって。
そういう永遠の愛っていうものは
夫婦が今まで過ごしてきた年月のなかで
育ててきたものがあって初めて口にするもの、
手紙で残せるもの。
長い短いの期間に関係なく
夫婦がいい時間を共有できた証。
・・・・うちもそうなれるといいなと
しみじみ思いました。な〜んてな。(笑)