皇帝ペンギンは”コント「過酷」？！”

１１月２日、高槻セントラル。１１：３５。
客はたった４人。（笑）
リバイバル上映というか、少しよそよりずれてくれるため
「エターナルサンシャイン」の時もロードショーより少し遅れて
ここで見たわけですが。

ありがたや、レディースディですな。

かわいらしいしぐさとぴったり寄り添うカップルの姿に
すっかり騙されました。ほのぼの癒し系かと思ったらトンデモナイ。
生きるということがこんなにも大変だとは。
命を守る事、育むということ。
悪気はないんです、それでも自分の卵を守るすべを知らなかったり
ヒナを餓死凍死させてしまったり、天敵に殺されたり、
・・・１年生き延びるということに必死。
自然界の掟というかなんというか。当たり前のことなのに
見るのは辛いものがありますね。

ただね、メスのほうが数が多いからって彼氏取り合って短い手で
ビシバシたたきあってるさまはなんかこっけいで、でも壮絶（！）。
・・オスは見てるだけ。（笑）
一番寒い季節にオスにたまご託して、エサとる目的とはいえ
なんかめちゃ楽しそうに海を泳ぐメスは・・・鬼嫁？？
４ヶ月吹雪にさらされながら体寄せ合ってたまごを守りながら
何も食べず、そこから動けないオトーサンペンギンに
満員電車に揺られる、疲れきったオトーサンの哀愁を見てしまいました。（！）
石田ゆり子は「早く帰らなくっちゃ」ってナレーションしてるのに
画面では立ち止まったり、すっころんだり、ちっとも急いでないし、
ノペーッと寝転んで優雅に滑りながら行進してたし・・（笑）

あのー、余談ですけどフランス語バージョンはナレーションが
色っぽいそうですが、マジですか？DVDで確かめたいとです。
求愛のダンスシーンなんですが
ペンギンのカップルが体を寄せ合ってるだけなのに、
顔や首の動きをアップで追っかけてるだけなのに、
なんでこんなにドキドキするんでしょ〜？
BGMの効果ですかね〜？？
あとね、カップルで首をかしげて向かい合ってる姿が
体の模様のせいでハートの形に見えるんですよ。で足元にヒナがいる。
すごくいい一枚の絵でした。
日本語バージョンは大沢たかお、石田ゆり子、神木隆之介くんと
個人的には最高のメンバーで言葉に暖かさがありました。

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Comments

ＣＭ見る限りでは「ほのぼの系」かと思っていたら、なかなかサバイバリーなのね。
まぁ「子猫物語」みたいに、どこまでもほのぼのかと思いきや、実はチャトランはいっぱいいたってのよりは誠意があるのかも？

Posted by もなみ at 2005年11月04日 10:39

もなりん、ようこそ。
ぐれてる子供に親が見せたい教育映画（！）かもしれません。
子供育てるってのはホントに大変なんだよと。
夫婦の愛情や協力がなければあかんのよと。
・・・逆にとっちめられるかもしれませんが。
「これくらい大切にされてたらオレはこんなふうにならんかったわい」と。
・・・やぶへび？？

しかし、ペンギンが色っぽい（！）もんだとは思いませんでした。
もなりんも撮られ方とBGMで雰囲気変わるかもよ。（！）
（きゃ〜〜助けて〜〜〜）

Posted by Ageha at 2005年11月04日 10:56

冬になってから観るとどんな感想になったんだろうなぁ〜。
レンタルできるころには、暖房も消して、寒い部屋の中で鑑賞したいと思います・・・感想はひどくなるだけかな・・・

Posted by kossy at 2005年11月05日 15:43

kossyさん、どうも。
DVDが出たら子供にもゼヒ見てもらいたいなと思ってます。
「ディープブルー」にひきつづいて
ものすごいツッコミが入ることが
予想されますが・・・。
しかし・・動物モンのDVDに
みのもんたがナレーションするプロ野球珍プレー好プレー並みの
解説をつけられるわが子・・実は好きです。（笑）

Posted by Ageha at 2005年11月06日 16:27

TBありがとうございます
優美な自然、その中に生きる彼らの過酷な運命・・・
もっと、僕らもがんばれなくては！と思いました

Posted by zattchi at 2005年11月06日 23:19

zattchiさん、どうも。
ホントは生きるとか愛するとか信頼するとかって
これくらい大変なことなんですよね。
あの酷寒の地ではそれがないと生き延びられない。
そんなとこまで日常おいつめられて生活してませんから、
つきはなして別世界の話やんといわれてしまうかもしれませんが
コレ見て感動してくれるような感受性はもっててほしいなと・・・。
あ、それは私の責任か・・。（笑）

Posted by Ageha at 2005年11月07日 11:21