お父さんの愛人が食事を作りにきた。
・・・って説明するとなんだかドロドロで
子供にとっちゃいい迷惑な話なんだけど。
ご飯つくりに来たよ〜って
突然やってきたヨーコさんと
主人公の薫ちゃんはなんだかなんとなく
仲良くなっちゃうんですな、コレが。
サイドカーに犬 | |
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竹内結子の復帰作で去年劇場公開を見逃した作品で
やっと借りてきました。
こっちが勝手にもってる彼女のイメージは
ほわっとしててかわいくてけなげで
凛としてて線の細い感じ?
(テレビドラマ「不機嫌なジーン」のときは
多少ドタバタもしてたけどね)
清楚な感じが勝ってるひとなんだけど、
買い物ひとつにしても豪快で
性格はサバサバしてて妙に気持ちいい。
今まで演じてきた役柄とぜんぜんちゃうなって
思ったんだけど、
そこは「愛人」て設定ですのでやっぱ
後半にはちょこっと影の部分が出てきて
元気なフリしててもゆれる女心ってのはばっちり
演じてたんじゃないでしょうか?
そないに盛り上がるような作品ではないです。
本来子供にとってこういう人物の登場って
いい記憶として残らないもんなんですが
薫ちゃんにとって彼女は
誰よりも忘れられない人になってくんですなコレが。
自転車、コーラ、清志郎、
めまぐるしく過ぎていった10歳の夏。
それを回想する形で語られる物語は
何やらやさしいものが残りました。
それはやっぱりヨーコさんの魅力に尽きると思うんですが。
誰とであってどう過ごすのか。
それはその後の人生によくも悪くも
何がしかの力が働くもので、
映画とはなれた感想になっちゃうんですが。
自分の年齢考えたら
積極的に出て行かなかったらもう出会いなんぞないわけで
今のバイトにしたってコロコロ入れ替わってくひとと
いかに仲良く楽しく仕事していくかだったりするわけで。
いつまでもいい刺激をうけていたいもんです。
立ち止まりたくないです。(え)
・・・いやまあ十分気持ちだけは若いですが。
願わくば、誰かにとって
あの人に出会えてよかったとか
そういう人物になれないもんでしょうかね。(爆)
アホばっかやって笑かすくらいが関の山でして。アハハ。
刺激を与えたいって立場じゃ?(爆)
なかなかいい映画だったね。
ヨーコさんの姿を子ども目線で描いてたのがすごくよかったなぁ
いや、あのその
レレレのおじさんならぬ
「わわわのおばさん」(?!)ですので
刺激的なことはちょっと。(どんなんやねん)
本来は修羅場な映画で
子供が暗〜くなりそうなシチュエーションの
はずなんですが
それもこれもヨーコさんの魅力でもって
明るくまとまってるのがよかったですね。