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最初は単純に森山未来が見たくて・・という
おきまりのパターンで鑑賞した映画だったんですが
実は昨日みた3本(ハードやったよ、実際)で
一番最初にレビューを書きたかったもので。
スマイラーズのエース、昌也役を演じた綿貫智基くんに
胸キュンになってしまいました。?(^ー^; )"
ま、まあいつものことですから
ココはさらっと流してくださいまし。(笑)
最初は親バカがこうじたアイスホッケー映画かとも
思ってました。
陣内監督の息子さんがやってますからね。
忙しくてなかなか応援にいけなくて
いざ見に行ってみたらえらいハマったらしくて
来るなとか来たら恥ずかしいとか
えらそうにああしろこうしろっていうならやってみれば?って
子供に言われるほど観客席でうるさい親父になってしまったそうです。
実際この映画を撮るきっかけになったとは思いますが、
それだけじゃなくて。
公式サイトに載ってましたが、
中学生の頃「小さな恋のメロディ」にハマってたことも
パズルのピースになって、構想から8年もたってから
映画に淡い恋のエピソードも加わった
エンターティメント作品に仕上がったと。
映画そのものはなんていうか、
チャウシンチーの「少林サッカー」に近いもんがありましたね。
寒いギャグあり、歌あり、ダンス(タップ)あり
巨人の星みたく目が燃えるCGありで、
アイスホッケー版「がんばれベアーズ」といったとこでしょうか。
作品そのものの感想からは少し離れるんですが
陣内孝則という俳優そのものも好きでして。
いい人も悪役もできて、
黙ってりゃニヒルに決められるのに
しゃべると下手なお笑い芸人よりうるさい。(笑)
やたらかっこつけてるかと思うと寡黙で照れ屋だったりもする。
・・・もちろんこの映画は彼が原案、脚本、監督を
全部やってるからってのもあるのでしょうが
陣内孝則の一人芝居、七変化を見ているような気がしました。
出ている役者さんのほとんどに「陣内孝則」が住んでいる。
特に森山未来にはホントならコレ俺がやりたかったんだよと
いうくらい乗り移ってる。なぜか見ている間ずっと
それを一番に感じていました。
まあ、それぞれのキャラの立場にたって
俺ならこういうときこういうリアクションするってのが
監督の演出なんだから無理もないか・・にしては
陣内孝則というおもちゃ箱をひっくり返したら
いろんなものが出てきました、それを
さまざまなひとに演じてもらったらこんな映画になりました、
・・・私にはそんな作品に見えました。
演技は教えられる、でもアイスホッケーは教えられないから
アイスホッケーのできる子をオーディションで選んだことで
臨場感のある試合シーンは撮れた、でも
肝心の「俳優を育てる、演じさせる」部分で
相当苦労したそうですが、動物と子供には勝てないっていうか
つたない演技だったとしても十分楽しい作品でした。
あとは、「映画撮るんなら撮るって言えよ」って
ゴルフクラブ1本もって参加してくれた佐藤浩市さんをはじめ
「ほとんどギャラなんて払えなかったのに
みんなが助けてくれた」とコメントしているように
友情出演に支えられてうれしかったと、
そういう裏事情にもなんだかあったかい気分になったわけで。
もっというと私自身いまでも
好きな映画のベスト5にあげるくらい
子供の頃みて忘れられない作品が「小さな恋のメロディ」でして。
そんなこともあってかAgehaさんは、
この映画に肩入れしてタラタラ語ってしまいました。(笑)