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豪華キャストですよ〜〜〜・・って
庵野さ〜〜ん!
「劇場版エヴァンゲリヲン・序」のパンフで
「スタッフ募集」(!!)とか出しといて
俳優やってるばやいとちゃうでしょ〜〜〜(ノ*゚▽゚)ノ
これはギャグをはさまないと重い。
でも、はさんだからといって根底にある重さでもって
笑えない。
うわ〜えらいもんを直視してしもたよというのが
正直なとこ。
役者松尾スズキとしてヘンテコな医者を演じた
「イン・ザ・プール」は
自分が変だとは認めないものの、
「日常生活に支障をきたした人たちが
”自分から伊良部のもとへやってくる”」話で
ホントにコミカルだったのね、
実はなんとかなるさくらいのほうが治るのかな、
きっと誰かに聞いてもらうだけで半分は解決したようなもんで
おんなじカオして悩まれるよりもあっけらかんで
ヨイヨイのほうがいいのかもって思ってたけど。
今回の「クワイエットルームにようこそ」はしんどかった。
うっとおしいは愛のことば?
さよならを言われるよりも言うほうがツライこともあるし
・・・あれは彼にとっても試練。
流されてばかりのヤツが初めてクチにした勇気。
クドカンはこういう優しくもなさけない役がホント似合うな。
患者からステンレス星人ていわれてる看護婦さんだって
・・鋼の心がなきゃあんなとこで働けないでしょ。
もしくは鋼の鎧を心にまとわんとこんなとこおられへんでしょ。
ってかあんな目にあってもまだココにいるのはあれもまた
愛でしょ?
こんな場所に閉じ込められてなお何とかすごすには
いつの間にかできる仲間がいて、
それでも社会復帰するためには
断ち切らなければならない絆。
捨てなきゃ爆発するよって色紙に書いて渡す気持ちもまた
愛だねって・・・。
「退院したら乾杯しよ」って言ってたひとが
自分と入れ替わりに戻っていくというエンドは
やっぱりショックだった。これもまたずいぶんリアルな話。
明日香の未来がせめて明るくありますようにと
祈るように彼女の笑顔を見ていた。
重いですよね、この映画。ギャグが沢山盛り込まれている分だけ重い部分が強調されていました。
庵野って時々実写映画に出てきますけど、製作者は何で庵野を出したがるんでしょう?確かに顔は濃いので画面栄えはするでしょうが、演技は下手くそだし、そもそもそんなのを期待しちゃいかんでしょう。それとも庵野の方から知名度を利用して「出して」と言ってるんでしょうか?
「イン・ザ・プール」は
患者よりも医者のほうが
めちゃくちゃ変だったから(笑)
こんなひとが正常やったら(ノ*゚▽゚)ノ
自分が心を病んでることがちっぽけで
馬鹿馬鹿しくなって
コレくらいお気楽に生きられたら実は
するっとかわしていけるんじゃない?っていう
妙な希望をもたせてくれた気がするんですよ。
あくまでも映画の中の世界。
でも現実は
「クワイエットルームにようこそ」より
大変なのかもしれない。
入院してるひとも看護するひとも
笑えることなんてひとつもないような気がして。
コメディのように作りながら思いっきり
リアルをつきつけられてしんどかったです。
庵野さ〜〜〜ん。
なんでもてはやされるんでしょ?
それとも実は出たがり?!(ノ*゚▽゚)ノ
で、どこが違うのかな?って思うんだけど、「男」が出てくるぶんで違うのかもしれないなぁ・・・
でも、その「根っこ」は同じような気がします。
しかし・・・この映画はもう観ないと思います(爆)
松尾スズキ=伊良部のイメージでもって
コメディになるのかと思いきや、
監督松尾さんは
”ドキュメント撮っちゃった?”
ってくらい、こっちに迫ってくるもんがありました。
2回目は見ないかもって気持ちは
わかります・・