2007年11月03日

やっぱり「東京タワー」はいい。

小説で泣いて、
大泉洋バージョンの2時間SPも見た。

違う違うと思いながら見ていた、
もこみちバージョンのドラマも(ノ*゚▽゚)ノクリアして

こんだけ繰り返したらもう十分やんかと思いながら

結局見てしまった。
トリを飾るのはオダギリジョーバージョンの
劇場版「東京タワー〜オカンと、ボクと、時々、オトン〜」

東京タワー オカンとボクと、時々、オトン(2枚組)
東京タワー オカンとボクと、時々、オトン(2枚組)オダギリジョー;樹木希林;内田也哉子;松たか子;小林薫 松岡錠司

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つくづく思う。
同じ作品でも誰が監督をして誰が演じるかで
こないにも違うもんなんかとね。

あ、ちなみにbookのレビュー(?!)はコチラ。
→ 「東京タワー〜オカンとバンプとちょっとジェネジャン(?!)〜」



田舎もんが〜という意味では
大泉洋はホノボノしてたし(わわわ)
ゲイジュツカという意味ではオダジョーはなんか絵になるのね。
んでマザコンとまではいかずとも
精神的にオカンに依存してる甘えてる部分では
もこみちくらい若いとハマる・・ような気がしたわけで。

オダジョーバージョンがいちばん
小説に忠実だったような気がしますが、どうでした?
深夜放送の下ネタとか
だらけてるときの妙に生々しい感じや
イラストレーターっぽく垢抜けていくさまは
やっぱし彼が一番リリーさんの雰囲気に近い気がしたんですが。

いやファンの人が見たらいっしょにせんといて〜って
言うやろけどね。(爆)あくまで演技ですから。f(´−`;)

柄本明さんとか宮崎あおいさんとかキョンキョンとか
え〜っっていう俳優さんを、まあこれでもかと
チョイ役に使ってずいぶん贅沢な作品にしちゃいましたね。
見てておなかいっぱいになりました。

オカンもオトンも三者三様。
こんなキャラと言う設定があっても
そのなかでそれぞれが演じる父母はどれも味のあるものでした。
今回は樹木希林と実の娘内田也哉子との共演で
あのひとホンマにこんなふうに年取るんちゃうかってくらい
違和感なく時間が流れて、そこまでこだわった作品は
さすが松尾スズキ。
コレをあの”インザプール伊良部〜(!)”が撮ったってのも
びっくりだわさ。(すいません、後日訂正。
松尾さんは脚本でした・・・どうも。)

オダジョーの語りの部分がとても多かったので
映画をみてるんだかラジオドラマをみてるんだか
わかんないような作品でしたが
語りで小説の内容をはしょったとしても
その語り口の優しさにいや〜ええわ〜と思ってしまうのは

・・・惚れた弱みですかね?(ノ*゚▽゚)ノ

ちなみに余談ですが
ウィキペディアより「内田也哉子」

私が文庫担当になってから彼女の書いた作品で
講談社から「ペーパームービー」っていう本が入ってきてた。
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しかも歌手でもある。
シブガキ隊モックンの奥さんで
父はシャケナベービーで死神博士みたいな内田裕也って
それくらいしか知らんかったのに(コラコラ)
素人っぽく見えて実はスゴイ人なんだな・・f(´−`;)

posted by Ageha at 18:30| 大阪 ☀| Comment(4) | TrackBack(14) | 映画、DVD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 DVD買っちゃった(爆)

で・・・松尾さんは脚本だよ。
監督は違う人(笑)

 私はオトンもなかなかいい感じでした。
男だから?(笑)ああいうのにもあこがれたりして(笑)
Posted by しんちゃん at 2007年11月09日 07:23
しんちゃん、どうも。

ズルイな〜と思うのは
オカンの愛情ってのはもう、
子どもが生まれてからずっと積み重ねていく
日常で、歴史で、当たり前にそこにある
大地のようなもんなんですが、
オトンってのは、
関わる時間が短かろうが、
どんなにそれまでエエ加減であろうが
ココって時にピンポイントでくれる、
大きな愛情を感じることができたら
それでもう全部許せちゃうんですよね。
世界でたったひとりの
やっぱり愛すべきオトンなわけです。
・・・ええよな〜(ボソッ)
Posted by Ageha at 2007年11月14日 17:21
こんばんは♪
んんーー?
>惚れた弱み
って何ーーー?
Agehaさん、オダジョーに惚れてましたっけ???
イヤン、ライバル登場???

>深夜放送の下ネタとか
だらけてるときの妙に生々しい感じや
イラストレーターっぽく垢抜けていくさまは
やっぱし彼が一番リリーさんの雰囲気に近い気がしたんですが。
ハイ、ここ大正解だと思います!
映画だとテレビドラマと違って深い「役作り」を要求されますしね。
私は大泉洋バージョンのドラマしか見ていませんが、演じる人演出する人によって随分違うもんだなと思いました。
ボクもいろいろ、オカンもいろいろ。
みんな違ってみんないい。
でも、私はオダジョーが一番いい!
Posted by ミチ at 2007年11月23日 00:06
ミチさん、どうも。

夜中やのに、テンション高いって。(笑)
いやまだどっかに
うすらサム〜いものを感じるのは気のせい?

11回クールでじっくり作るのと違って
それだけスクリーンでは
1分1秒が濃密なんでしょうね。
どんだけ名演技しても
時間の尺っていう理由だけで
ぶった切られるシーンもあるわけですから。

沢尻エリカに1リットルの涙の亜也ちゃんを
イメージとして大切にもってるのと違って
オダジョーは個性的で
ガンとして譲らない自分を持ってて
感性が研ぎ澄まされてて
変幻自在なとこがいいんですが

ただ、

彼が選ぶ作品も、その中で要求されるキャラも
必ずしも好きになれるとは限らないので
その辺がなんとも・・・。
大ファン相手にケンカ売ってるような
コメントでどうも。( _ _ )..........o
Posted by Ageha at 2007年11月24日 01:58
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