亡国のイージス

・・・ガラにもないとか言わないで〜。
タダ券もらったんだもーん。（あちこちでコケル音が・・）

どーせ難しい話はわかりませんよーだ。
あちこちで読んだんですから。原作読まないとわかんないよぉ〜って。
観客を置き去りにして、しかも一部話が変わるわ、かなりはしょるわで
それじゃ伝わらんだろうと・・・。
（ブログのコメントより原作読めって言われそうですが・・・アハハハハ）

で、どないやねんって言われたら、「真田広之のアクション映画でいいんとちゃう？」
テロ防止して、部下なんとか助けて・・。
いやホントの話はそんなに簡単じゃないんですが。

中井貴一って北朝鮮の人やったのね・・。（ドテッ）

「平和であれば国と言えるのか」
・・・８月。少しはこういうこと真剣に考えた方がいいんだろうな。
・・というかやたら強調されてたようなセリフ。
そのわりに映画は問題定義だけして、何も解決しなかったような。

平和ボケというかもしれないが、正直自分の生活でいっぱいいっぱいで
そこまで気持ちいかないなって・・・。
政治家なんて誰がやったって同じ、何にも変わんないじゃんって
テレビのこっちで文句いってるだけだしね。

オフィシャルサイトは→こちら。

海と空と、自衛隊の全面強力・・・最近こういうのがふえた。
「戦国自衛隊１５４９」もそうじゃなかったっけ？
で、迫力って・・・。戦闘機のUPはかっこよかったかな、
海上を航行する「いそかぜ」はなるほど圧巻だったけど・・・。
でも正直それ以上でもそれ以下でもなくって生かされてなかったんとちゃう？

こういう映画って政治とかテロとか絡むとこれは映像にできないよとか
このセリフはヤバいっしょとか・・・あったんじゃないのかな？
そうでなくても上下巻であんなに分厚い原作を２時間に収めるのに
きっとかなり思考錯誤があったはずで。でも筋書きまで変えたら
そら原作知ってる人は「あえて言おう、駄作であると」なんてことになるんである。

真田さんちっちゃい〜〜。（笑）でも中間管理職の悲哀まで出しちゃって
やるときゃやるオッチャンをかなり頑張って演じてる。
・・むかしアクションアイドルだったことなど今の３０代以下は知らんだろうが。
嘉門達夫でさえ、歌ってたんだ。
「自殺しようとして飛び降りてもついつい着地してしまう真田広之」って。
（ブラックジョークでどうも）

今の邦画で主役を張るような人ばっかこんだけ並べて、
確かにそれもまたミーハーな観客を呼べるだろうけど
・・・無意味に制作費かかったんとちゃうかなって余計なかんぐり。

女性工作員のジョンヒの扱いも喋れないというのがわかんないと
なんで何にも言わんと死んじゃったんだとか、なんであそこでキスシーンがあるねんって。
この前「ロングエンゲージメント」見たときは、不必要なナレーションが多すぎて
閉口したんだけど、このイージス説明なさすぎ。
いやセリフでしゃべんなくっても映像でそういう事かってわかる時あるじゃないですか。
本の数ページをワンシーンで語れるのが映画なのに。

「仙石さんが東京を救いました、チャンチャン。」
と、簡単に言い切れちゃう人にはそれなりにおもしろい映画だったと思います。
ただ、細かいとこで？？とひっかかったり、むかついた人は
☆２つ・・くれないかもしれない。
あれ？と思う事を気にしないで見れる人はどーぞ。（それでも薦めてるか？）

Comments

昨夜「亡国〜」と「星になった〜」どっちを観よう、と迷った挙げ句「星になった〜」を観てしまいました。
ストーリーは知りませんが（すみません、せっかくのエントリーをストリーに関わりそうなところはとばして読んじゃいました。）、「沈黙の艦隊」「戦国自衛隊1549」など最近よく目にするテーマですね。
漫画や映画は極端ですが、日本人には愛国心のような気持ちが消失しているようにみんな感じているんですね。

Posted by のろろ at 2005年08月11日 19:42

嘉門達夫好きだったのに、
その歌知らない・・・（汗）
ヒーローの自殺って難しいものなんだぁ・・・

Posted by kossy at 2005年08月11日 20:01

のろろさんへ。
邪道な鑑賞法かもしれませんが、私はむしろ
kossyさんとこで「予備知識のない人がみたら
？？？って思うシーンがいっぱいあるよ」って部分を押さえておいて、
原作は読まずに見に行って実はおもしろかったなと思ったんですよ。

ただね、見終わってなんで？なんで？がいっぱいあると
それだけで魅力半減というかそれはあかんでしょ。
その辺がこの映画の評価を二分するって
映画として・・間違ってると思うんですが。

Posted by Ageha at 2005年08月12日 09:14

kossyさん、角川映画で薬師丸ひろ子がブレイクしてた頃の「里見八犬伝」。
真田さんどんなに魅力的だったことか。
（ミーハーでどうも）
JACそのものも全盛期だったような。
あと実写版「伊賀野カバ丸」だっけ？で
とんでもなく壊れてましたが。

何の映画だったか忘れましたが天守閣から飛び降りるシーンがあってね、
嘉門さんそういうの見たんだと思いますよ（笑）
今、真田さんがこういうアクションするの見てると
Agehaはなぜか現在のジャッキーチェンのイメージとかぶっちゃうんですが・・・。

Posted by Ageha at 2005年08月12日 09:21

ついでにジャッキーとミッキーのイメージもかぶってたりして・・・

Posted by ミッキー at 2005年08月12日 13:55

ミッキーさんカンフー健康法でも
やってるんですか〜？（笑）

どうも会議室で微笑んでるイメージですよぉ。
実戦でアチョーを見せてくれないことには。（え？）

Posted by Ageha at 2005年08月12日 14:03

真田さんがアクションアイドルだったこと…ええ、知ってますよ。
千葉ちゃんのJACだったんですよねぇ（笑


キスシーンは「…いつ恋人になったのよ」って思いました（笑

Posted by アムロ at 2005年08月12日 19:18

アムロさんどうも。やっと見てきましたよ。

JACね〜。長渕剛の奥さんもあそこに所属してましたね〜。
（だから体鍛えてるのか？？・・まさかね。笑）

しゃべれないことでミステリアスだったジョンヒ。
でもしゃべらないまま終わったあの人なんだったのってことになるとめちゃチョイ役。
その辺が原作を知らない観客に冷たいというか
なんというか・・・。

Posted by Ageha at 2005年08月13日 17:10

agehaさん＞コメントありがとうございます！
agehaさんの記事凄い的をついていて、
私も同感！！ってうなずいちゃいます。
そうそう、真田広之は元アクションスターで、
今は良い味のオッちゃんで。
そしてこの映画説明不足過ぎ！。。。（笑）
とても楽しいブログなので今後も遊びに
寄らせ頂きますね。
私の歳はとっくに皆にバレてますよー！
「里美八犬伝」ビデオ持ってましたから（爆）（＾＾；）

Posted by cremama at 2005年09月07日 16:19

cremamaさん、コメントまでありがとうです。

実はこうやって小さなことからコツコツと
同年代の人がいないか探しております。（爆）
といっても、自分自身かなりミーハーなため
それはそれで浮いてるんですが。
こちらこそよろしくお願いします。

Posted by Ageha at 2005年09月07日 17:22

そうだったのかあ。

おいらも思ったんだよね。ところどころ。
意味不明のところがあるな、と。
原作も読まず、何の前提知識も無く観たからね。
エロ映画とこの映画と迷って。
(´▽｀*)ｱﾊﾊ

真田広之ってアクションアイドルだったんだあ。
それは知らんかった。

おいらは、結構好きなんだ、あの人。

ひょっとして、おいらが最後に観たのか。
コレ。（;´Д｀）



原作読んでみよっと。

Posted by なまずまん at 2005年09月08日 19:05

なまずまんさん、いらっしゃいませ。

久々にアイドルだった頃の（！）真田さんが見たくなりましたよ。
もう少し先になるんですが、どうやら
タッキーがメインで「里見八犬伝」を
テレビでもやるそうなので、昔の角川映画をおさらいしようかなと。
特撮はめちゃチャチですけど。（笑）

カトリーナの話でも少し書いたんですが
身を守る為に武器をもつ・・・が加速して
これは防衛なんだといいながら原爆つくっちゃう・・・その極端さが怖いなと。

その反面で人間なんだから撃つ前に考えろって
その通りにしたら撃たれてるじゃんってそういうシーンを見せられると、
なんだかその人間的な部分を否定しないと
助からないよっていってるようなもんで。
だから「生きろ、どんなにみっともなくても生きろ」ってセリフが
思いっきり陳腐に聞こえる。
いったい何が言いたかったのよって。
圧力か遠慮か知らないけど、
原作読まないとホントのメッセージが伝わらない
映画でしたね。

Posted by Ageha at 2005年09月09日 09:09

コメントどうもでした〜
真田広之さんがブルース・ウィリスみたいでした（笑
たった一人で敵と戦うなんて・・・
あっ２人でしたね・・・
たしかに自分自身平和ボケしている気がしました
では〜

Posted by さくさく at 2006年02月13日 20:56

さくさくさん、ようこそ。
結局原作は読んでません。（オイ）

ブルースウイルス・・・ダイハードな感じですかね？

つい最近「博士の愛した数式」みて
テレビで「ＣＡＳＳＥＲＮ」みて
それからコレを振り返ってみると
・・・寺尾聡の笑顔って
その役、その背景に応じて
こんなに同じ笑い顔が優しくみえたり
怖くみえたりするんだと、
関心しておりました。

Posted by Ａｇｅｈａ at 2006年02月14日 12:26