2007年05月23日

ルビーの指輪。〜眉山〜

お前はもうダルタニアンかいって聞いて
(これで”さんじゅうし”・・34ってそんな遠まわしな)
しかも「失礼ね、まだ32よ」って
娘につっこまれるオカンが微笑ましかった。
サムイギャグですが。

さて、この本メチャクチャ売れてます。
という、担当者からの宣伝も入れて。(笑)

眉山
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解夏 精霊流し そのときは彼によろしく 眉山 そうしたら掌に自由が残った―200の「生きるキーワード」



これはビジュアル重視で松島奈々子さんを
宣伝マンにしたんかい。(わわわわわ)
伊丹十三なら間違いなく奥さんメインやろ。(爆)

母役の宮本信子さんの演技がすごくよくって
・・というかこのオカンかっこよすぎ。
粋でいなせでってのはこういうの?
チャキチャキの江戸っ子は最後まで愛を貫き通し
寂しさも悲しさも心にしまって
ただただ娘のために生きた。
いや〜すごかったす。

献体の問題がどうもサラッと流れたような気もし、
恋愛もホントはなくてもええやんとか
え〜〜くっつくの早すぎやんとかいう
ツッコミもあり〜の、

でもこういうなんかちょっとしたエピソードも
お母さんをストーリーのメインにもってくると
なんとなくわかるんすよね。
愛した人が取り組む仕事にどこか携わってたいとか、
自分が生きている間に
娘を守ってくれる人が現れてほしいという願い。

こっちも余命いくばくもないならなおさら、
叶えてあげたいなと思いながら見るわけです。
ルビーの指輪は彼女の心の支えであり、
あなたを守ってくれるからと娘に譲り渡すシーンにさえ、
オンナの顔も母の顔もしっかり同居しています。


クライマックスのシーンも、
そんな都合よく見つかるわけないやろという
あまりにも、「だってこれは映画やもん(笑)」
という演出があったにもかかわらず、

それでも泣きました。ポロポロこぼれました。
いや涙したのはこのシーンじゃないですが。(え)

人間いつかは死にます。
私は自分の娘のために何を残してあげられるかなと
えらいまたシリアスなことを考えていました。

歯に衣着せない、ま〜そこまで言わんでもってくらい
ビシバシ言うくせ、
怒られた側がお龍さんを慕って集まってくる、
・・・そのへんの一本筋の通った、
愛情のある叱り方って難しいですもんね。
誰に対しても手加減しないけど
誰に対しても「平等に」愛を注ぐひとだったから
一人ぼっちでやってきた徳島で
たくさんの人に囲まれて生きてこれた。
オンナ一人で見知らぬ土地で
子どもを産み育てるだけでも大変なのに
誰に対してもお母さんみたいだったことも含めて
ものすごく大きな人だなって思いました。

映画の感想って形で書けなくてどうも。
何も語ろうとしない母の内面を
いろんな形で映像化した作品とうけとめました。
泣かせの要素をさっぴいてもエエ話やったと思いますよん。
posted by Ageha at 17:16| 大阪 ☁| Comment(6) | TrackBack(25) | 映画、DVD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちわ♪
この作品、内容云々以前に映像的に駄目でした。
意図はあるのでしょうけど、フォーカスの甘い映像は
それだけで変な曖昧さを感じてしまいます。
ドキュメンタリーなら許せるんですけどね。
Posted by 耕作 at 2007年05月23日 18:27
そう・・・あくまでも映画なんです(笑)

原作読んでみて〜
全然違う印象を受けるから(笑)

で・・・原作でも「ダルタニアン」はありました(笑)
Posted by しんちゃん at 2007年05月23日 22:26
耕作さん、どうも。

映像ですでにダメダメでしたか〜。
私は松島奈々子さんそのものが
う〜ん、どこへ行きたいのか
どんな女優さんになりたいのかが
イマイチわからんかったです。(うわ〜)
Posted by Ageha at 2007年05月24日 10:20
しんちゃん、どうも。

ダルタニアンはさださんの寒いギャグか。
トホホ・・・。

さだまさしの理想の女性というか
男にとって都合のいい女性というか、
・・お龍さんのキャラは
オンナから見てもええひとだけど
う〜んそれってずるいよなと。

30年も暮らしてて
バリバリの江戸っ子て
そこまで頑固なのって(笑)

あと、
ふるさとというものへの思いいれとか
さださん、特に強いから
ほんま「さだまさしの世界」を
見ましたって感じでした。
Posted by Ageha at 2007年05月24日 10:25
こんにちは♪ 初めまして!
TBありがとうございました。
返信が遅くなってしまってすみません。。
こちらからもTBさせていただいたのですが、反映されないようです。。
また折を見て、TBさせてください。

この映画、松嶋菜々子さんも良かったですが、なんといっても宮本信子さんが好演していましたね。
本当に知らない土地で、子供を産み育てるだけでもとっても大変なのに、誰に対してもお母さん的役割を果たしていたというのが凄いと思いました。
Posted by nyanco at 2007年05月29日 15:33
nyancoさん、どうも。
TBちゃんと入ってますよ。
ありがとうございました♪

宮本信子さんのすごさに尽きる映画。
んで、やっぱし阿波踊り宣伝映画。(ノ*゚▽゚)ノ

たとえ不倫であっても
大好きだったの、
その人の子どもが産みたかったの、
その部分のオンナの可愛らしさセツナさは
いいように解釈しちゃいました。

でもその現実をうけとめていざ暮らしていくとなると
そのひとが育った町は
愛した人のにおいがする・・というか
どこか支えにして
そばにいると言い聞かせながら生きていく、そこはしんどかったろうなと。
それでも
曲がったことが大嫌いな性格は
結果彼女を助けることになる。
フツーあそこまで言えないですよ。
強いなと思いました・・・。
Posted by Ageha at 2007年05月31日 11:12
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