桜井さんとコラボするまでは
実は知らなかったアーティストで
現在は「地下鉄(メトロ)に乗って」の
主題歌「プラットホーム」も歌ってる。
もうすっかりメジャーになってしまったSalyu。
まさか彼女がこの映画のリリィ・シュシュだったとは。
じゃあもうずいぶん前から
小林武史さんとはお仕事してたわけですね。
呼吸 | |
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う〜ん、この映画はホント見る人を選ぶ作品ですね。
ホントにこの年齢の子どもたちが見れば
あるあるとかわかるわかるって答えが帰ってきそう。
物事の善悪だけいうたらおいおいって話ばっかなんだけど
リアルな話として心に届くんじゃないかと。
・・・そしてたぶんスクリーンというとこへ
ドーンと出すような内容ではない心の闇。
それをあえて映像化した・・という作品。
こうでもしなきゃオトナは僕らのかかえるもんなんか
わかんねーよというくらい
自分とこの映画のなかで漂流している少年少女たちとの間に
ものすごい距離を感じてしまいました。
・・・すいません、全然関係ない話ですが
「エーテル」いうたら
ファイナルファンタジーでいうところの
”MP回復アイテム”(!!!)
にしかリンクしないAgehaさんでして。(ノ*゚▽゚)ノ
岩井俊二監督作品をたまに見るのは
えっ、これがあのひと〜〜?!っていう
オドロキを探すことのほうが多いですね。
市原くんにしても、蒼井優ちゃんにしても
忍成くんにしても。
そして成長してみんなブレイクしてる。
今回はSalyuまでみつけてなんだかキャー♪でした。
それから大沢たかおさんや田中要次さんみたく
「ええんですか?ちょこっと出演で」っていう俳優さんたちが
あちこちに隠れてる。(笑)
田園風景のなかでCDウォークマンかけて
リリィを聞いている。
そこだけが唯一の共通点。
その映像は美しく、
その横顔は絵になる少年少女たち。
そこにはこの映画で描かれるところの残虐性は
微塵も感じない。
このギャップについていけなかったのが
正直なとこですね。
いわゆる
そんな子じゃないです、そんなひとやと思わなかった、
・・の典型的なヤツ。
僕たちは救いを求めてる。
そして唯一の心のよりどころがリリィ。
そんな思いを同じくする人が集まって
ネットでの会話が続く。この辺も今風。
その中は居心地がいい。
はたからみればちょっと異様な世界にも見えるんだけど。
その会話にもついていけなかった・・。
フィリアはあんな形で、青猫と会いたくなかっただろうな・・。
だからといって彼のしたことが
正当化できるわけではないんですが・・・。
「5年前」の子どもたちね
子どもの世界なんて半年で変わっちゃうもんなぁ
すごく痛い映画だったね
>「5年前」の子供たち
でも今は今で
携帯小説にでてくるような、
少年少女たちの日常もまたとっても危ういもので、
形こそ違えど、知らないところで
アブナイ方向へ加速してるような気もします。