遅ればせながら灰島さんの話・・・。

踊るレジェンド、
スピンオフの４本目、満を持して登場ってとこですか。

もう青島は帰ってこないのかな・・・。
湾岸暑からドンドン離れてくもんな。
真下と雪乃さんの話も作るとか作らないとか
言うてなかったっけ？交渉人真下正義のあとで・・・。

　

ひとりひとりのキャラ設定がしっかりできてるというか
ドラマシリーズじゃないのに、
脇役だったひとをセンターへもってくるだけで
いくらでもシリーズが作れるというのはすごいね。
もちろん役者さんありき、演出しかりってことなんでしょうが。

う〜ん、今度は彼女（警視庁刑事部捜査第一課管理官 警視正）
を使って、
『警視正　沖田仁美』か？

「逃亡者」木島に対して「追跡者」沖田になったりしてね、
（劇中沖田さんが追っかけてた犯人って昔、
すみれさんをストーキングしてたヤツだったとはね。
スゴイつながり。）

なんかね、踊るのパート２でとことんやな役やって
「容疑者　室井慎次」でコロッと変わって、
んで、今回の「弁護士　灰島秀樹」でも
灰島に助けられたお礼でもって、解決のヒントをばっちしくれちゃう。

灰島もそうだけど、なんかのきっかけで愛に目覚め
かっこよくスポットライト浴びる存在になってくの？
みんなが愛すべき存在になってくの？

「容疑者　室井慎次」の時、ちょっとしたボロでもって
アタフタして取り乱してたあの人と雲泥の差だったクライマックス。
あんなやなヤツをどうやって主役にするんだろうと思ったら
過去まで引っ張り出してきて
やっぱりこんな人になっちゃったいきさつを出して、
ええことしようとしたら村八分にして、
それからヒーローにしちゃいましたね。（わわわ）

それとも次は新城さんかな？？
なんだかまだまだスピンオフのほうは
続きそうな気がするんだけど。

灰島が縮小案を提案して和解にもちこんだ博覧会のモデルって
「愛・地球博」だって？（by　Wikipedia)

どこにでも悪いヤツはいるし、それを裁く人間もまた
どこに正義があるんだかさっぱりわかんない。
弁護士だって検事だって
口先だけでクロシロをいくらでも変えられると思うと
なんだかものすごくやなものを見ちゃった気はするけど、
その部分も正直に描きつつ、
国を相手に裁判起こすはずだった男が
八方まるっと収めちゃったラストはえ〜〜〜〜〜。
そう来たかっていう嬉しいサプライズでした。

でもちゃっかりお金はもらってるし、仲間も帰ってきて元通り。
・・らしいといえばらしいし、
え、どこまでが「いいひと」だったのかな？

驚いたといえば、
「赤も持ってるんだ」（笑）と
居酒屋でそういう話してええんですかっていう仕事の話。
完璧なチームワークなんだか思いっきり抜けてるんだか・・（爆）

Comments

こんにちは☆
灰島さんっていい人ぢゃないですかぁ･･･。
（でも、ホント、どこまで？って感じですが･･･笑）
いや、人間らしいところがあったんだなぁって。

このシリーズ、我が家では木島さんが好評でした♪
木島さんは録画し忘れたので、
ＤＶＤが出ないかなぁと思ってます。

（子ども達が、
「和久さんがいないねぇ。。。」って。
なんだかいかりや長さんが亡くなられたって、
今でも信じられないです･･･）

Posted by ひなこ at 2006年10月30日 08:59

こんにちは！
なんとかリンクしなくても、TBもらっていればお返し出来るのかな？普通にTBできました。
こうやって、イヤなキャラを全部愛すべきヤツに変えていったら、、、このシリーズの中で、今のイヤなヤツって、誰？？
沖田さんは「人質」です！

Posted by 猫姫少佐現品限り at 2006年10月30日 13:09

ひなこさん、どうも。

＞灰島さんっていい人ぢゃないですかぁ･･･。

必要によっては
「ホントはええひとやねんで」っていう顔も見せるとして、
私はラスト、もとの事務所の風景に戻ったのが
なんでか嬉しかったです。（笑）

そうやって登場人物を掘り下げたあとで
もういっかい「踊る・・」で全員集合できたらいいなとも思うんですが、
そんな４番バッターばっかの映画もなと。
この辺難しいですね。

Posted by Ａｇｅｈａ at 2006年10月30日 13:17

猫姫さん、どうも。
相変わらずＴＢは、入ったり入らなかったりしてますが

「見てますよ」（！）

・・ってそれじゃストーカーやん。（爆）
見捨てないでおくんなまし。

こんだけスピンオフが続くと
番組改編時の特別ドラマとして
定着したりしてね。
まだまだ主役になれそうなひとが
いっぱいいますから。
・・・ただしどこまでも織田裕二抜きな
気がしますけど。（わわわ）
でも、本広監督作品の癖として
本編の「踊る・・」がわかっててはじめて
ほくそえむことの出来るコネタが
いっぱいだから、
結局人の目は「踊る・・」へ帰っていくんですけどね。

うまいわ〜そういう誘導。（わわわ）

Posted by Ageha at 2006年10月30日 13:23

脚本の君島さんって、
キャラの掘り下げ本当に上手いですね。
というか、「踊る」の事なんで
実はいろんな裏設定が……
っていうのが普通にありそうで恐いです。
スピンオフの映画とかもそんな感じでしたし。

＞でもちゃっかりお金はもらってるし、仲間も帰ってきて元通り。

これは早見とゲームしてた時に言っていた
「僕が勝つ」っていう灰島の信念を
最後まで曲げなかったのが大きかったんだと思いますね。
今までと変わってるところもあるんだけど、
根本的には変わってないっていう（笑）。

どこかのインタビューであった話なんで
ソースが定かじゃないんですが、
いかりやさんが欠けてるのはやはり大きいみたいですよ。
ただ、織田さんがやる気になって、
制作サイドと作ろうというテンションが
合えばわからないとは繰り返し言ってますがね。
何はともあれ、
青島刑事メインの続編は待つしかないですな。

という訳で、
長々と失礼いたしました〜。

Posted by ケイタロウ at 2006年10月30日 22:37

こんばんわ！
どこまで続くのかスピンオフ、と思いつつ
室井さんのその後もいつか描かれるよなー、
と楽しみにもなってたりｗ
みんな強烈なキャラだから、みんなが主人公になれるんですねー。
踊るシリーズ強しっ！！

Posted by PINOKIO at 2006年10月31日 02:31

ケイタロウさん、どうも。

いかりやさんの抜けた穴は大きい、
でもそれより織田裕二が
続編を作る気になるかどうか
・・・でしょうね。

灰島秀樹編、意外に面白かったです。
ええとこを見せつつ、
基本のキャラクター設定は変えない。
これきっとまた
誰かのスピンオフで絡んでくる、
ヒトクセもフタクセもある人物として
重宝すると思いますよ。

Posted by Ageha at 2006年10月31日 12:02

PINOKIOさん、どうも。

「踊る・・」の本編は、青島の活躍でもって
胸のつかえがとれるというか
ざま〜みろ、やったねっていう爽快感が残るんだけど、

スピンオフって
とっても現実直視で作ってて、
実はそんなにうまくいくはずないのよねってとこを描くから
その分、本編で悪役だったとしても
思いっきり感情移入してしまう。
・・・見てるほうが浪花節になるというか。
誰がセンターに来ても
味方しちゃうようなとこないですか？
・・・そういう部分でもうまく作ってて
奥が深いドラマやなと思いますね。

Posted by Ageha at 2006年10月31日 12:14