9日ってニュースでちょこっととりあげられるだけなのな。
ホントは6日書こうと思ってたんだけど
高校野球の初日で舞い上がってた。
私もたいがいお気楽極楽だな・・・。
男たちの大和 / YAMATO | |
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レンタル開始になったんで、久々に「男たちの大和」を
家で見ていた。
8月だから余計に身にしみて感じるものがあるのか、
去年の末に一度見てるにもかかわらず、
なんだか涙が止まらなかった。
ちなみに前のレビューはコチラ。
あの時は大和がまるで、なぶり殺しにされる小動物のようで、
何か血の色ばかりが目に焼きついて痛々しかったのだけど
今もう一回見直してみたらそこを強調することで
あの時代をどう生き抜いたのかを
訴えたかったんじゃないかと思い始めた。
反町さんがやってた役は
あの状況下でやたら食べ物を運んでは少年たちに語りかける。
そして退艦命令が出れば降りろと諭し、
せっかく助かったのに、まだ残りの力を振り絞って
一人でも多くの仲間を助けようとしてた。
それは生まれ変わろうとしている日本を
これから支えていってほしいという願い。
中村獅堂さんがやってた役は
大和とともに突っ込む事を選んだけれど
生き残ったからには生きて生きて生き抜いてやると言った。
でないと、ココで散っていった命の意味がなくなってしまうと。
誰か生き残るものがいないと「守るために戦った」という
その意義さえもなくなってしまうから。
「命を大切にしないやつなんて ダイッキライだ」
そんなアニメをこの夏、見に行ってるひとがたくさんいて。
このメッセージがどれくらい人の心に届いてるんだろう。
ちっちゃな子どもにはゲド戦記だって難しい、
大和だって子どもが見たら、戦闘シーンが長いこの映画は
残酷な部分ばかりが印象に残るかもしれない。
それでも。
たくさんのひとに見てほしいと思った。
劇場公開されてた時は、この時代を生きた人たちにしか
わからないものがあって、
うちらは何も語れないと思ってたけど、
・・・8月になって何か気持ちが変わったのかもしれない。
海の向こうでは今でも戦争があって、
テレビでしか眺めることのないそれはテレビゲームのようで、
そこで人が死んでいってるという痛みをまるで感じない。
大和は目を覆いたくなるようなシーンがいっぱいあるけど
それも必要なんだと思った。目をそらしちゃいけないものなんだと。
侵略戦争のしっぺ返しとも言える。
コトバで解決できなくなって武器を取る、守ると称して武装する。
戦争映画なんて誰を主人公にするかで
正義ってヤツの所在があっちいったりこっちいったりするから
あんまし肩入れしてしゃべるもんじゃないんだけどね。
非核3原則って学校では習うけど、
原子力発電所があれば、そこがなんらかの形でトラブルと
広島・長崎どころじゃないのな。
表向き平和でも正直あの頃よりもさらにコワイ環境で
うちらは生きている。
それも誰かを攻撃して終わるものじゃなく
それこそ地球に人が住めなくなるような・・・ね。
と、少しマジな話も書いてみました。
あ、でもくれぐれもツッコミはなしでよろしく。
毎回この手の話は自分で書いて頭かかえてますので。(爆)
ちなみに大和で東映が記憶されたみたい…
ちなみにきのう、戦争ー!
ちょっと過激すぎやしませんかい???
子どもの頃って無邪気に
戦争ごっことかするけど、
実際に自分の国にミサイルが飛んでくるなんて
誰も思ってないもんな・・・。
幼い子どもがホンモノの銃を持って
戦ってるなんて夢にも思ってないもんな・・。
男達の大和、これってすごく感動モノなんですよね。
実はまだ観たこと無いんです、残念ながら。
はやくDVD借りて観たいと思います。
またきますねぇ。
めったにマジなレビューは書かないんですが、どうかよろしく。(笑)
もともとは招待券をもらわなければおそらく
見に行かなかった映画でした。
それでも、たくさんの初老のひとらが
年末の寒い中行列を作って満員御礼の劇場で
このストーリーを立ち見で見ながら
ハンカチで涙をぬぐう人もふくめて
この映画を眺めていました。
で、改めて終戦記念日近くに
この映画がDVDになることで
このひとらが望んだ未来になったのか
もいっかい考えないとなって
思ったりしたわけでして・・・。
心に響く映画でした。
観てよかった〜
というか映画館で観なかったことを後悔しました(涙)
僕も真面目に考えさせられましたw
9・11ですしね。
戦争ものの映画やテロを扱った映画って
どうも過敏になってしまいますが。
海のむこうでもグラウンドゼロで
誓いを新たにしてるんでしょうね。
誰もが平和な世界を作りたいと願いながら、
帰ってこない命に涙を流してる。
スクリーンでみた戦闘シーンはホントに
地獄絵のようでした。
でもだからこそ人の心にそれを
刻みつけたかったのだろうと今は思います。