猫かぶりのアークエンジェル〜「笑う大天使（ミカエル）」〜

うちは司城史緒。おかあちゃん亡きあと、
「僕は多分アナタの兄です」っていう殿下に引き取られ
しかも聖ミカエル学園に編入することになってもた。
でもこの乙女の園、庶民のうちにはどーも性にあわんのや。

も〜やってられへん。

家でもネコかぶり、外でもネコかぶり、
そのストレスに耐えかねた史緒は、一大決心をして
授業をフケて、チキンラーメンをこっそり食べてるとこを
更科柚子、斉木和音ふたりのクラス委員にみつかってしまう。
でも実は彼女たちも「エサの要らない」猫を飼ってる
アウトサイダーだった・・・。

どんな世界にも多少は混じってるこういう異分子。
もちろんそれは彼女たちが悪いんではないが、
たまたま起きたアクシデントでもって
とんでもない力を身につけてしまったもんだから
コレは今までの反動か？というくらい
暴れまくるのである。意外にカッコイイ。（え？）
上野樹里ちゃんのファンは見て損なしと思います。


公式サイトはコチラ。→http://www.michael-movie.com/

笑う大天使(ミカエル) (第1巻)
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ハウステンボスをロケ地のベースにして、
なんだか「”庶民とはちゃいまっせ”という世界」を
しかもそこまでしなくたってというくらいCGを多用して
描かれております。
妙に水の色がキラキラしてたり、
登校シーンはもちろん花びらが舞っている。
あ、でも無意味にでかくて美しい月はちょっと気にいったけど。

映画の予告で吹っ飛んでた犬。
実はキーパーソンならぬ、キードッグ。
けっこう絡んできます。
しかも乙女の園に住み着くその名は「ダミアン」（爆）

学園内で正体隠すのにアタフタする話かとおもたら
いきなりカンフー映画？
そのアクションシーンが結構時間をとってるので
あれ、何を見に来たんだっけ？という、アハハハハハ。
しかも海に落ちて合体？なんかエーッていう復活をして
（思いっきりCG)
そんなアホな・・の結末を迎えるんである。
コロボックルとオスカルとケンシロウは
学園の平和を守ったのでありました。チャンチャン♪
ま、まあマンガの世界です、神の思し召しです。
もうなんでもあり〜〜？

あとはお兄ちゃんと妹の心の交流がなされて
ハッピーエンドというとこでしょうか。
あれがあれにつながるのね、そうもってきたのね・・が
ものすごくわかりやすかったので
ナンセンスな映画ではあるものの、面白かったです。
どうも、ところどころテンポが悪いというか、
説明やツッコミで話がもたつくんですが、
「ラブ☆コン」と並んでコレも大概ド派手な映画。
あ、原作では史緒は関西弁じゃないんですが、
上野樹里ちゃんの台詞は、ネイティブが聞いてもばっちりでした。

キャストがドタバタしてるというよりは、作品そのものが
なんかオモチャ箱にいろいろ詰め込みすぎて
おさまるとこへ収めたつもりが
ドッカ〜ンと全部ちらかってしもた・・・
と、いう感じがしないでもないでもなく、
ゴニョゴニョ。
そのわりにはアタシこういうの好きだ〜の再認識。（爆）

映画そのものにどーのというよりは
あのガーデンパーティのコスプレ、メイク、
もちっとなんとかならんかったかの〜？

Comments

　こんな映画を46歳のオヤジがひとりで見に行っちゃ、やっぱだめだよね？

　そのオヤジは大胆にも「ハチクロ」を見た後にこれを見たらしいよ（爆）

Posted by しんちゃん at 2006年08月01日 21:18

映画は観ておりませんが、
原作がお気に入りですの。
と言うよりも、原作者「川原泉」がお気に入りでございますの。
なんと言いましても、モノを食べているときの「もぎゅ　もぎゅ」という擬音。
いかにも「食べてる」という感じで、気に入っておりましてよ。
それでは、ごきげんよう。

Posted by 犬 at 2006年08月01日 23:20

しんちゃん、どうも。

実はこれをみた帰りに
まんだらけで、ミカエルの原作を買ったんですが（アハハハハ〜）
「え？映画になったんですか？」って
店員さんがびっくりしてました。
・・・おいおい、ええんかそれで。

デスノやハチクロは買取強化してるのに
この本購入するのに、
なんと３冊で５００円出しても
おつりが来ました。（爆）

１９８７年初版発行ですから。（！）

オッチャンがたくさん見に来てるのが
一番衝撃的でした。
原作ファンなのか、上野樹里萌えなのか
さっぱりわかりませんでしたが
それでもコレはコレでまた
シンジラレナイモノを見た気がしました。

Posted by Ageha at 2006年08月02日 15:43

お犬さま、ようこそいらっしゃいました。
さ、さ、こちらへ
おかけになってくださいませ、
お待ち申し上げておりましたのよ。

ギャ〜〜やってられっか。んなもん。（爆）

ここへ犬さんが来るとは。
しかもオカマやったんや〜・・・。f(´−｀；)

そうですわね〜、
正直に言わせていただきますなら
この映画の難点は
ミカエルに通う淑女の皆様が
だ〜れもセレブで美しい乙女に見えなかった（！！！）ことですかしら、
オホホホホ。

・・ってそれめちゃくちゃ問題やと
思うんですけど〜〜〜！！！

Posted by Ageha at 2006年08月02日 15:52

こんばんは。
あれま、TBできませんか・・・

FC2からアメブロにTBできにくいことは認識していましたがseesaa.netからFC2にTBできないんでしょうか・・・？

上野樹里さんは3代目金田一少年の事件簿のドラマで亀梨くんとのコンビで初めて知ったのですが美雪役は結構はまっていました。
あと、翼の折れた天使たちでもドラマの4話目に出てきています。
これまた結構いいはまり具合です。

Posted by 谷 at 2006年08月05日 20:54

谷さん、どうも。
やっぱりできませんね〜。残念です。

上野樹里ちゃんは「スゥイングガールズ」からなんですけど、
コメディエンヌとしてどんどん
磨きがかかってきたというかなんというか。
あ、今度の「出口のない海」は
シリアスですけどね。

ミカエルは結構好き嫌いがあるかもしれませんが、
私は好きですよぉ〜。こういうの。（笑）

Posted by Ageha at 2006年08月11日 10:22

ご訪問いただき、ありがとうございました。マイナーな映画だと思っていましたが、結構観ている人が多くてびっくりです。機会があったら原作を読んでみたいと思います（多分読まなさそうですが…）。

Posted by 丹下段平 at 2006年08月12日 10:22

丹下段平さん、ようこそ。
こんな感じのブログですがよろしくです。

マンガが結構古いので
原作のファンなのかなという３，４０代のひとが
意外に多かったのが印象的でした。
あとは上野樹里ちゃんのファンかなと。

原作の台詞や行動もたいがいぶっ飛びですけど、
映画のほうはどっちかいうと
特撮班が好きなようにいじっちゃった気がしました。
少なくとも大魔神樹里（！）は
遊びすぎ・・。（笑）

Posted by Ageha at 2006年08月12日 18:10

こんにちは。
ものすごい展開になってビックリしましたが
これはこれで楽しめました。
撮影は冬だったそうですがＣＧでお花だらけにしたそうです。
言われなければ分かりませんでした！

Posted by しましま at 2006年08月14日 10:50

しましまさん、どうも。

ま、まあ原作の彼女らからして
お嬢様学園に通うもんとしてはかなりの変わり者。
みんなイイコなんですが学園の基本理念からは
激しく離れてて・・・(ﾉ*ﾟ▽ﾟ)ﾉ

で、たまたま身についてしまった能力でもって
ストレス発散できたでよ〜って展開。（笑）
むちゃくちゃな話でしたが面白かったです。

Posted by Ageha at 2006年08月14日 11:01

こんにちは。
TB、コメントありがとうございました。

かなりぶっ飛んだ映画でしたね。
一部では「和製キル・ビル」なんて言われているそうです。
何かわかる気がする（笑）。

Posted by えめきん at 2006年08月17日 08:22

えめきんさん、どうも。

ホントはそんなガラじゃない女の子が
お嬢様学園にはいって実は同じような仲間をみつけました、
離れ離れになってたお兄さんとも
やっと心を通わせることができました。
・・チャンチャン♪の話が
大スペクタクルアクション映画（！）になってしまって
そのシーンのインパクトが強すぎるゆえに
なんなんだこれは？と。
「和製キル・ビル」ですか。
確かにわかる気がしますね。（笑）

Posted by Ageha at 2006年08月18日 14:56

こんにちは、jamsession123goです。
お久しぶりです。
上野樹里のコメディものと思い、さっさと観てきましたが、期待を裏切らない面白さだったと思います。
でも、観る人を選ぶ映画かも。
評価がはっきり分かれる１本ですね、きっと。

Posted by jamsession123go at 2006年09月18日 07:28

jamsession123goさん、どうも。

「亀は意外と速く泳ぐ」以来、
すっかり上野樹里ちゃんのファンに
なってしまいました。
見に行った当初は原作マンガのことは
知らなかったんで、
ぶっ飛びな予告とキャストだけで選んだんですが、
面白かったんですけどテンポが悪いな〜と。
あとで原作読んで
ああ、これを盛り込みたかったのねと
納得。
・・・映像とマンガのアプローチは
そこまで同じにせんでもよかったのにと。
でも個人的には楽しみましたよ。

Posted by Ageha at 2006年09月18日 08:49

Agehaさん、こんばんは。
＞アクションシーンが結構時間をとってるので
原作に無いアクションシーンでぶっ飛びました（笑）

原作のゆるゆる感は拝めませんでしたが、確かにオモチャ箱に詰め込んで、詰め込んで、詰め込んで、ひっくり返す前に底が抜けた、という感じでしょうか。
漫画原作の実写版で良い作品にめぐり合ったことが無いので、期待はしていませんでしたが、原作読書後とはいえ日も浅く、思い入れが強すぎない分、それはそれなりに楽しめました。
好き好きですかね、やっぱりこの手の作品はｗ

Posted by たいむ at 2006年09月29日 22:17

Agehaさん、こんばんは♪
えー、これって都会では2ヶ月も前に公開されてたのーー？（泣）
こういうの嫌いじゃないしむしろ好きなほうなんだけど、盛り上げ方があまり上手くなかったんじゃないかしら？
あの学園のお嬢様たち、全然お嬢様に見えなかったんだけどぉ（あわわわ）
ガーデンパーティの時なんて特にね（汗）

Posted by ミチ at 2006年09月29日 23:24

たいむさん、どうも。

底がぬけちゃった・・・感じですか。
わかります、わかります。

アクションに力入れすぎて
なんの話かわけわかんなくなってましたね。

かもめ食堂みたいとはいいませんが
独特のユルユル感があって、
机バンバンってたたく笑いじゃなく
可笑しさをかみ殺すプププな原作。
こっちを広めましょか？

映画で
”もきゅもきゅ食べる”っていう演技は
チョットムリか・・・（笑）

Posted by Ageha at 2006年09月30日 16:23

ミチさん、どうも。

実は主役の３人とも原作のイメージと
若干違うんですよね。

ストーリーがむちゃくちゃだ〜って話を
よく聞くんですが
それより何より不満だったのは
やっぱりガーデンバーティの
衣装とメイク。
もともとセレブに見えないとこへもって、
正直「誘拐したくなる」ような
絵に書いたような淑女がおったかと。
（・・・暴言お許しくださいませ・・・）

Posted by Ageha at 2006年09月30日 16:28

あけましておめでとうございます♪

こういう作品は、おいらも大好きなんですけどね。
どうも、メイキングを見たりしても監督の力量不足が
ハッキリしているというか…。
アレだけのキャストを使いながら勿体ないというか…。
監督優しすぎ（笑）

Posted by 耕作 at 2007年01月02日 19:57