たまたま手に入ったんだよな〜これが。たった300円で。
・・・もっとも中古ビデオなんですけどね。
で、テープをガコンと入れて始まるまで、
イングリッシュでペ〜ラペラしゃべられると思わんかった。
(買うときに気がつけよって話で)
そっちの画像はなかったんでオリジナルを載せましたけど。
GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊 | |
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言わずとしれた、ジャパニメーションの金字塔。
かれこれ10年ほど前、
何にもわからんと誘われるまま見に行った単なる1本のアニメ
・・・のはずだったんですが、
やっぱ今見たってすごいものはすごい。
・・ただ、「アップルシード」の時に書いたように
レビューの書きにくい作品なんですけどね。(爆)
攻殻機動隊 (1) KCデラックス | |
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映画を見た帰りにこの本を買って帰りました。
・・・あ〜でもピンクピンクな描写は劇場版はなかったな。(爆)
やっぱこっちはオトコノコ向きだわ。(*/∇\*)
最初のうちこそ、
素子はバトーはやっぱあの声でなきゃダメでしょって
思ってたんですけどね、いつの間にやら
違和感なくなりました。
それよか「マトリックス」に影響を与えた作品だけあって
なんだか似てる似てると今更のように振り返る。(笑)
最初のタイトルクレジットから、
首にコードつなぐとこから、エトセトラエトセトラ・・。
まあ外見だけで、中身は似て異なるもんですけどね。
人が人であるための要素は?
自分が自分であるという証拠は?
ネット社会がここまでくると、それがとんでもなく
曖昧なものになってしまうというオハナシ。
主人公の草薙素子は脳以外は義体。
とてつもない運動神経と天性のカンで
公安9課の少佐として事件解決にあたるんだけど。
・・・唯一の欠点はメンテナンスなしには生きられない自分が
・・じゃあ今自分が自分だと思っている名前も思い出も
ホントに自分のものなのか確信が持てずにいること。
確かな「自分」というものの確証がほしいと思いながら
それに縛られている自分をもどこかで嫌っている。
人間が作ったコンピュータのはずだったのが
そのネット世界の中にひとつの意思が生まれる。
どんなに鋼の鎧や光学迷彩を持ってしても、
ゴースト(自分を自分たらしめるもの、魂というよりは
心と記憶にあたるものなのかな)を守れない。
それを乗っ取って人を操る「人形使い」というものが出現し、
罪もないひとたちが、犯罪を犯してる意識もなく
その言うなりに行動してしまう。ウソの記憶や人格を植えつけられ
自分の名前さえも思い出せなくなってしまっていることに
そのひとたちは気がつかない。
本来はそういったネット犯罪と戦うはずの素子だったのに
まるで失くしたかけらか恋人にでも出会ったように
人形使いと素子は最後には「融合」するんだ・・・。
素子は人形使いのもつ膨大な情報を手にいれ、
自分を自分たらしめるものから解放してネットの世界へダイブする。
人形使いは素子によってタイプの違うコピーをネットに流し、
ウイルスの脅威からも逃れて自分の遺伝子を残すことによって
「自分は死ぬという可能性」までも手に入れる。
まるで種の保存を欲する人間になりたいかのように。
続編「イノセンス」のキャッチコピー。
「バトー、忘れないで。あなたがネットにアクセスするとき
私はいつもあなたのそばにいる」・・だったかな。
何か形になるものに乗り移る形で変幻自在に彼女は現れる。
・・アハハすっかりネタバレになっちゃったけどね。
AIもちのロボットも外見はどんどん人間と区別がつかなくなる。
ロボットだって心があればじゃあ人間とどこが違うのという話。
「アイ、ロボット」、「アンドリュー」、
このブログでも取り上げたけれど、今はアニメの世界でも
そのうちホントにこんな風になってくんじゃないのかなとか
思いながら・・・。
機械に支配されちゃいけない。
でもココロ通わすことができるものを
差別したり迫害しちゃいけない。
人種どころか人じゃないものとの共存までいく
ずっとずっと未来の話に
思いをはせてみるのもいいんじゃないですか?
TBありがとうございました。引越したので新しいほうで返させていただきます。
こんな感じですが、また遊びに来てくださいね。
「イノセンス」はこれに輪をかけて
左脳変換が出来ない映画です。
映像はすごいし、続編としても
見逃せなかったのでちゃんと見てるんですが
・・難しいよ、コレって。というのが本音です。
TBありがとうございます。
なんとも押井さんの作品ってやつは、これもイノセンスも難しいです(笑)個人的には原作の漫画(1巻)の方が分かり易くて、良かったかなと思いました。
同じ攻殻でしたら、TVシリーズのSACの方が好みだったりします。
攻殻機動隊は現代のアメリカ映画にも多大な影響を与えていますよね。
マトリックスはその代表だし(監督が攻殻のフアンですからね)
僕も原作本を持ってますが、アニメの方が好きですね。
バトーがカッコイイし(笑)
でも、素子は露出狂か?(笑)
いきなりTBで失礼しました。
なんていうか、理数系なのに文系だったという映画。
体育会系(アクション)やと思ってたのに
コレは哲学?心理学?って話で。
f(´−`;)
サイバーテロに立ち向かう公安9課の
活躍を描いた話なんですが、
少なくともGHOST IN THE SHELLは
自分って何?人間の定義って何?
自分のアイデンディティを守るのは
どないしたらええねんという、
まあものすごく内面の葛藤がメインテーマで
案外女性向きの映画だったことが
まずびっくりでしたし。
元気元気???
バトー大好きさんやと思ってたので
コレは正直食いついてくれると思ってました。(おいおい)
バトーもトグサも好きですよぉ〜。
「マテバでよければ」ってせりふなぜか
覚えてました。
ドコのサイトさんやったかな〜・・・。
バトーの愛の物語でええやん、
切ないね〜と書いてた方もおられました。
コレもイノセンスもね。
・・・でもちょっとロリ?
ヤミのジャンク屋でみつけた義体。f(´−`;)
素子にこうあってほしいとか???
光学迷彩使用する以上ヌードなんですよね。
でも露出狂というより
見てる男の子へのサービスちゃいますん?( ̄ー ̄)ニヤリッ
コメント&TBありがとうございました。
「Ghost in the shell」と「イノセンス」では主人公が違うせいで全然世界観が違いますが、「イノセンス」の方がよりテーマが明確というかそれぞれのキャラクターの視点で同じ問題に向き合っているという感じなんでしょうか。
私はどちらかというと「イノセンス」の方が好きですね〜。暗くて。
バトーも新しい恋人ができればもっと世界が明るくなるのにねぇ。コミックでは確かいましたが。
どないでした?英語で聞いた感想は??
私は、日本語100%English60%普通話30%韓国語5%。我關于東亞和澳大利亞和加拿大的現代史和比較文化有興趣。I am interested in the contemporary history and comparison culture of East Asia, Australia, and Canada.
な人なんで、台湾人とskype電話でしゃべっても、英語と中国語が入り乱れて。。。
あの風景、香港の近未来の風景で、50年後の香港を模して海浜市というのを設定したそうですよ。。。。
この作品は哲学ですよね、ヒトの形とアイデンティティーを問うという。
素子の選択と「エヴァンゲリオン」の人類補完計画は相通ずるものがあるように思います。あの音楽もいいですねw
此方からもTBさせて頂きます、また宜しくどうぞw
つたない書き方でダラダラ綴ってしまってどうもです。
>バトーに恋人がいる。
・・・マジですか?
てっきり素子オンリーかと。
アップルシードも、デュナンとブリアレオスを
「もうひとつの美女と野獣」って
まあ失礼なたとえ方をしてましたけど
バトーと素子の関係もまた然りで、
精神的なつながりというか、
ベタベタした恋人同士の感情はないけど
ココロのどっかが繋がっている。
・・バトーに関しては素子ほどドライじゃない分
なんか切ないもんがありますけどね。
「銀色の髪のアギト」のレビューを書いたときに
アニメーションで動くキャラに
命を吹き込む、
キャラクターの心理描写や個性を与えるのに
絵を補ってあまりある表現をしてくれるのが
声優なんだなと改めて思ったわけで、
それをふまえてイングリッシュで聞いてしまうと、
すいません、ものすごく違和感があって、
ノペッと聞こえたというか、
最初のうちは棒読みか英会話教室かという
不満タラタラでございました。
逆に映像やストーリーにのめりこみ始めると
それが「マトリックス」でも見るように
そういうもんかもしれんとなじんできたというか
気にならなくなった・・・というとこでしょうか。
ただ、日本語でサラッと重要なせりふを
聞き流してしまうのと違って
幾分映像よりも字幕を追っかけるウエイトが上がった分だけ、
そうそうこういうせりふがあったという
確認ができたのは○。
・・・せりふにもこだわりがあったのか
ものすごく忠実に再現しようとして
英語でなんて言ってるのかよくわかんなくても
日本語でやってたときとほぼ同じせりふで
展開されてたのはそれはそれで感動でした。
う〜ん、でもやっぱりバトーは
あの声でなくっちゃ。"\( ̄^ ̄)゙ハイ!!
・・HN?
それってコレに関係あり?ファン?
ゼヒレビュー書いてくださいよぉ〜・・・。
・・・違う映画やアニメだったらスマソ。