見ないわけにはいかんでしょ〜?
なんかのDVDを借りそびれて、あてもなく邦画のラックを見てたときに
見つけた「TSUTAYA RECOMMEND」のなかの1本にこれがありまして。
・・・2001年の映画だったんですけどね。
パコダテ人 ~スペシャル・エディション~ | |
![]() | 前田哲 宮崎あおい 萩原聖人 ハピネット・ピクチャーズ 2002-08-23 売り上げランキング : 7440 おすすめ平均 ![]() ![]() ![]() ![]() Amazonで詳しく見る by G-Tools |
朝、目が覚めたらシッポが生えてたからさあ大変。
・・ではじまるこの映画。
まあ人の思惑が絡む絡む。
思いっきりいじめられるのかと思いきや、案外明るくって
ラブストーリーのほうもむしろ雨降って何とやらで
ラブラブになるからホノボノです。
5年前の映画ですからね〜。
いや〜幼い。かわいい。(笑)
大泉洋さんもなんかぎこちなくて初々しい。(爆)
今に通じる勢いとか笑いとかはもちろんありますけどね。
つぶれかけの新聞社はスクープを追って
彼女探しに懸賞金をかけ、
彼女のクラスメートはお金ほしさに情報を売る。
彼女の友だちは彼に黙っててあげるからといいつつ
会いにくい、言い出せないから話ができないのをいいことに
彼氏をとろうとする。
カミングアウトしたらしたで、急に人気者になり、
まるで観光協会のまわしものみたいに
街は彼女のポスターで埋め尽くされるが
「彼女はキツネだ、エキノコックスを持ってたら
あの子に近づくと感染して最悪死んじゃうよ」って噂が流れて
状況は一変して魔女狩りの様相に・・・。
・・エキノコックスについてはこちら。
「子ぎつねへレン」でも出てきましたね。
その人しか持ちえない個性は、
好意をもってうけいれられてるうちはいいが、
それがねたみになりーの、自分にもしも被害が及んだらとなると
確かめもせずにふりまわされる人たちの、行動はなんて残酷。
これはシッポという形をとっただけで
身の回りに当たり前にある話。
ただね〜そんなオチでいいのかよという。Σ\( ̄ー ̄;)
多分こうなるだろうなというのは見えるんですが
アホラシというより、
クライマックスで”プッと吹き出す”ような映画です。
ついでにこのシーンなんか大泉さん浮いてますし。(!)
ユー○ケサ○タマリアみたい・・(わわわわわ)
函館にお住まいの方、宮崎あおいちゃんのファンの方は必見。
方言は使ってませんが、プチコメディで
家族の絆とか彼氏の愛情とかそれなりに感動もありです。
この映画のあおいちゃんが一番好きです。
この作品がヒットしなかったら、監督を辞める!と宣言しちゃった前田監督。
配給元の会社では「絶対無理だよ。あんなこと行ってど〜すんの?」ってのが大多数でした。
劇場ではパッとしなかった物の、DVDが売れちゃって監督は首がつながった・・・って裏話があるとかないとか。
ヘビーな作品が多い宮崎あおい出演
作の中では、ライトな作品と思いなが
ら、差別に苦しむ彼女の演技は、さす
がだと思いました。
たましょくは、クライマックスで大
泉洋がカミングアウトするシーン好き
でしたよ。ちょっと及び腰なところが
彼らしいw
正直言うとB級感プンプンなんですけど
それでもイジメの問題やら
パニック、それから家族の愛情と結束。
伝えたいと思ってるとこはバシッと
出してる映画だなと。
出演してたひとたちが
今ブレイクしてるひとばっかだし、
先見の目があったともいえる。
あおいちゃんのヒストリー見たさに
鑑賞するひとが圧倒的でしょうが
それでもDVDとしては成功ちゃいますか?
大泉洋のカミングアウトシーン。
いや〜あおいちゃんと対照的に
どこまでもひた隠しにしてましたから
なんかもう爆発〜って感じで(!)
インパクト大。
・・すごいプロポーズですけどね。(笑)