2011年05月10日

空と☆と光の描写がやっぱええわ〜(そこだけ?!)〜「星を追う子ども」〜



えっとね〜、いきなり暴言でしたけど。
個人的には好きです。


”ジブリアニメ系統が好きそうなひと”にはええかもしれない。
でもジブリファンがみたら
「え〜〜〜〜〜〜〜っ!」な作品かも。
あまりにあまりにあちこち使い過ぎだろそれはって
いったんそういう目で見てしまうともうダメなのな。
もうウォーリーを探せじゃないんだけど
あといくつ出てくるんだといいたくなるくらいの既視感。
誰かがジブリチャンブルーだって書いてたけど
ジブリ映画のワンシーンをつぎはぎして
別の映画作ったといわれても仕方ないくらい多かったんだなこれが。


黄泉のくにの最終とびらってそれ黒いまるにしてしもたら
GANTZですかって思うし(いや見た目だけで全く関係ないが)
水のなかなのに息できるとかいわれたらエヴァかよ〜って
いいたくなるしもう。
アスナはトトロのさつきちゃんそっくりのキャラで
髪を切ったシンはアシタカそのもので
ピストルをむけた森崎は一瞬ムスカだった。


新海さん、どないしたん?????




あなたにはよみがえらせたいと願うひとがいますか?
亡くなったひとにもう一度会いたいですか?



誰もがいつかは死ぬ。それが早いか遅いかだけのこと。

その喪失感を抱えてなお残された人は生きて行かなくちゃいけない。

それを受け入れて生きて行かなくちゃいけない。



・・・いや実際は不本意な死もあるから
んなこというたかて〜と内心は思うけどね。
事故も、無差別殺人も、不治の病も。
ね〜それでも亡くなったひとはその人の人生を全うしたといえるの?


これは「さよなら」をつげるための旅。

アスナはシュンに、森崎は病死した妻に。
その気持ちにけりをつけるためのアガルタへの旅。

(あ、余談だけどアガルタ=シャンバラとかいわれたら
ハガレンまで出たか〜ってツッコミ。(笑))

新海さんならではの風景画はやっぱりバリ美しい。
とくに空と光の描写はタメイキもの。

ただね〜、どうも物語が謎だらけ。

亡くなったアスナのお父さんがなんでアガルタの鉱石を持ってたのか。
シュンはアガルタから地上の世界にあこがれてやってきたけど
アスナに聞こえたメロディを送ってたのはシュン?
亡くなるにしても、シュンとアスナのリンクがもすこしあっても
よかったのになって。黄泉の国アガルタとアスナの間にも
何かしらあったらもすこし盛り上がったのにって。
あくまでも異邦人、いやわざわいの種としか扱われなかったのが残念。

輪廻転生にひとが手を出しちゃいけない。
気持ちがわかるだけにNGな思いを責めることはできませんが。

いきることも死ぬこともツライ、カナシイ、それでも
死にゆくものは残されたものに生きてほしいと願う。
祝福をと願う。
残されたものもまたそれを乗り越えてなお自分をいきていく。
器がなくなるという意味での死はあれども
どんな命も何かの一部になって
永遠にここにあって、決して消えることはない。


そのテーマだけはなんとなくわかるんだけど
展開がなんだかな〜で、イマイチ起承転結がない。
怒涛のアクションは繰り返されるんだけどこう、なんていうのか
ぐっとくるセリフがないのな。
どないしたいねんっていうもや〜っとしたものが残ってしまった。
・・・子供がみてわかるやろかコレって。




posted by Ageha at 01:21| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(2) | 映画、DVD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス: [必須入力]

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/200151286

この記事へのトラックバック

星を追う子ども
Excerpt: 『ほしのこえ』『秒速5センチメートル』の新海誠監督が描く、地上に 暮らす少女と地下世界に暮らす少年の出会いと成長を描いたジュブナイル・ アニメーション。 地下世界・アガルタに足を踏み入れた少女・ア..
Weblog: だらだら無気力ブログ
Tracked: 2011-05-15 01:46

ジブリケチャップを使うにはもったいない繊細さ ─ 星を追う子ども ─
Excerpt: ─ 星を追う子ども ─ 「秒速5センチメートル」の新海誠監督の最新作「星を追う子ども」を観てきました。思春期の少女と妻を亡くした男が、地下世界アガルタで自分の求めるモノを ...
Weblog: Prototypeシネマレビュー
Tracked: 2011-05-18 12:46
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。