言わずと知れた名曲中の名曲。しかもこのライブ映像は
結構有名じゃないかな。
私は尾崎のファンだったわけじゃないんだけど
さすがにコレくらいは知ってる。
そうそう去年公開された劇場版アニメの「カラフル」でも
カバーだけど尾崎の「僕が僕であるために」が使われてたな。
尾崎のうただとドラマ主題歌で使われた「OH MY LITTLE GIRL」が
昔めっちゃ好きだったかな・・・。
とはいえ、そんなレベル。(笑)
3年ほど前か、スタッフブログのほうで
Book担当にもかかわらず尾崎のレビューをちょこっと書いたことがあった。
その時感じてたこと。
尾崎の「I LOVE YOU」だけは誰もカバーしてほしくないなって。
なんかあるでしょ?これだけはこの声でしか聴きたくない歌って。
妙なこだわりなんだけどね。
この歌に限らず、尾崎の歌って
命を削ってまでも傷だらけになってでも
何かにとことんこだわりつづけ
怒りも悲しみも弱さもむき出しにしてくるこのひとそのもの。
だからなんていうか・・・誰がどんなにうまく歌っても
違うって思っちゃうんだよな・・・・。
えらそうなコメントでゴメンナサイ。
ぶっちゃけ年のわかる話になるんだけど
尾崎がデビューしたときにはもう就職してた。
これがあと2年はやかったら
リアルタイムでドワ〜ッとハマってたかもしれない。
10代のカリスマって言われてた彼は
まるで当時の若者の代弁者として祭り上げられた。
でも
当時の私には彼のナイフみたいな危なっかしさや痛々しさ
むき出しにしてみせる自分自身ってやつを
うらやましくも思いながら冷めた目でみてたんだ・・・。
何ムキになってんだろうこのひとって。
つい最近、成宮くんが主演で尾崎のドラマをやってて
ただなんとなく見てただけなんだけど
例によって思い切りのめりこんでしまってた。
余談にはなるんだけど、
中学でさだまさしをギターひいてステージで
歌ってたのはオドロキ!
好きなアーティストのひとりが甲斐バンドだったってのもビックリ!
きゃ〜うちとさして変わらんやん(何を喜んでる)
コホン。
話をもどそう。
進学、就職、結婚、出産、
ここまで何も迷わなかった。
結構好き勝手できたし、大きな挫折も味わってこなかった。
自分が決めたことに何の後悔もないし
戻りたい過去もないと言い切れる。
今が一番楽しいと思いたいし、そういえる毎日を送ってきたし
これからもそうありたいと思う、
それでも今彼の曲を聴く自分は
何かを見失ってる。
だから妙にドラマみてたときグサっときたんだ。
まさかこのとしになって自由ってなんやねんなんて
答えられないとは思わなかったなって。
親の暖かい保護もとりようによっては束縛だし
まわりが言うてくれる耳の痛い忠告もホントは愛だ。
それでもそれは自分のひねくれた受け止め方で
「支配」だといえなくはないか?
それでもまだほしい自由ってなんだろうって
今答えられないでいる自分ってのは
この年になっても
オトナになれないでいる。
あと何回卒業すれば・・というが
ホントはまだできてないのかな、私は。
そんなことを考えちゃったりしたんですよ。意外にも真面目に。
3月でおます。
さよならはリスタートでもあります。旅立ちは、はじまりでもあります。
卒業式みたいなけじめとか儀式とか
もうそういうものからめっちゃ遠ざかってしまった自分は
どこで気持ちを切り替えたらいいんでしょうね。