後半だんだんええひとに見えてくるから不思議。
・・それくらい、原田知世に対する竹中直人の演じる医師は
正直キモかった。
少なくとも、「覚えてませんか?ボクのこと。」を
連発してた頃は。
あたしでも「くどいよ、キモイよ、どっかいってよ」って
言いたくなりましたわな。
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なんていうか、原田知世の気分で心の変化を追体験する
ような気持ちで映画を見てました。
・・って言うても、あそこまで変わるとは思いませんでしたけどね。
・・で、ああいうオチにもっていったのかと。
「竹中直人が永積タカシの歌った「サヨナラCOLOR」にインスパイアされて撮った同名映画。
特に最後のハナレグミの「サヨナラCOLOR feat. 忌野清志郎」は
予想以上に素敵。」
・・って歌から広がる映画の世界だったわけですか。
まるでゲームの隠しキャラみたいに有名人がわらわら出てた
らしいけど、個性を映画に溶け込ませてたのか
単に知らないひとばっかだったのか(!)ようわからんかった。
まあ、清志郎さんは隠しようがないけど。(爆)
医師のくせに、公私混同もはなはだしいストーリーなんですが、
それでも憎めないのは、あのキャラクターのせいでしょうか?
・・それは、高校生の時に好きだった彼女への思いが
結局は最初で最後の恋になってしまったからでしょうか?
女子高生と援助交際してても
(いや二人の間にはビミョウな友情こそあれ、
いやらしい感じはこれっぽっちもなかったけど)
飲み屋のおかみを愛人に持ってても、
(ここも精神的な安らぎこそあれ、色っぽい雰囲気はなかったな)
なんかいいひとに見える、佐々木というお医者さんを
竹中直人が怪演(!)してました。
(どうして、ニの線でやらなかったのかな〜・・・)
ささ菌・・はすぐに思い出したものの、彼女は
「思い出してほしいことはそんなことじゃないと思うの」って
あくまで記憶にないふりをする。
そして彼があの頃自分を愛してくれていたこと、
今も変わらない思いを抱いていることに気がつく。
「夜の7時に耳を澄ませば、ボクの声が聞こえる」
・・それはもう25年も前のラブレター。
彼にとっては、彼女が覚えてたその記憶だけで
十分幸せだったのよね・・・。
高校の頃のクラスメートの顔って覚えてますか?
記憶にないのは影が薄いから?それともタイプじゃないヤツは抹消?
どちらにせよ、そういうタイプだったオトコと
クラスのマドンナだったオンナが患者と医師という関係で
再会して、心を通わせるというお話。
愛は長い夜を照らす一条のランプの光・・・だったかな。
彼女のつくる優しいランプの光は命のひかり。
それを守ることができて、彼は幸せだった。
気がついてほしい、ふりむいてほしいって
自分の気持ちばかり先行してるときってうとましいけど
ホントに相手のこと考えるようになった時気持ちって伝わるんだなと。
それでも話は二人でつくる未来と言う意味では
ハッピーエンドにはしなかった。
「サヨナラからはじまることもあるんだよ」と
締めくくるファンタジーはちょっと切なかった。
原田知世のもつ透明感がとってもいい感じで映画に生かされてました。
中島みゆき、ここにも出ておりました。
今回は大真面目でしたけど、それでもわずかなシーンに
しっかり思わせぶりな茶目っ気をだしてましたけどね。
原ひさ子さんの遺作になってしまったことでもちょっと
この映画テレビでとりあげてましたから、見た人もいるのでは?
-・・・で、どこにゆずの北川さんでてた???
結構有名人がチョイ役で登場してたのをエンドロールでみて
え〜どこどこ??のオンパレードでした。
北側クン、同窓会のシーンなどを探せば出てくるかもしれないね(笑)売店泥棒のところとか(笑)
やっぱりチョットイジワルなみゆき嬢。
心臓に悪いですよね、あんなとこでああいう顔されると。(笑)
・・というか、そういうギャグを
あそこに盛り込む神経がわからんよ、監督・・・。
ミュージシャンは所詮ミュージシャン。
まあ、目立ちすぎるひとも約1名
なかにはおりますが。(爆)
演技指導・・あんまししてないんとちゃう?って。
自然に見えるように狙ったわりには
生かされてなかったような・・・。
実はね、うちも、
あのシーンが一番、彼女の心境の変化を
表現してた・・・とは思うんですが、
でもなんで、「放尿」と言う形で映像にすんねんアホー・・。
遠慮しなくていい、飾らなくていい、
気を使わなくていいという安らぎ・・・はわかるけど、
でもな〜という・・。
絶対こういうとこ女性は引いちゃいますよ。
そのへんが竹中さん勘弁してよになる。
照れ隠しのオーバーアクトと共にね・・・。
あの照れ隠しが竹中直人さんの味なんですよね。
でも主役となると好みがわかれちゃいますね。
かっこつけてるだけっていうのも見てみたいです。
TBダメなんですね。どうしてでしょうか??
NGワードも設定してないんですよ。
僕もPCに詳しくないのでよく分からないですm(。≧Д≦。)m
せっかく来ていただいたのに申し訳ないです(涙)
気になるんで、ちょっとJUGMに問い合わせてみます。
返事が返ってきたら報告しますね。
ALWAYSも間宮もデスノもこれもアウトでした。残念。
他にもシーサー、ココログ、ヤプログの
一部で何度送ってもはじかれるブログがあります。(コメントまで?!)
向こうはしょっちゅうココにアクセスしてくれているだけに
伝えようが無いのが申し訳ないです。
何がいけないんでしょうね?
一時コメントやトラバのスパムがすごくて
禁止ワード、URL,それでもだめなら
IPまで設定したことがありました。
さすがにIPはそのせいで関係ないひとまで
拒絶してしまう危険があるので
今はそういう全ての設定をいったん全部オールクリアにしたんですが
その名残りなんでしょうか?
あ、すいません、肝心の感想。
ウン、表現の仕方というか癖があるから
伝わるものはあるんだけど
そういう撮り方ってな〜・・が本音。
自分にはあわないかも・・・。
吹田に住む夫の母のところに行っていたので、ちょっとお返事が遅れてすみません。
竹中直人、この人は一生この路線で行くのでしょうね。
脇でも主役でも・・・。
いや、もう、脇一本で行ってもらったほうが私にはありがたいかも(笑)
脇役としての竹中直人って
ものすごい存在感があるんですけどね〜。
気が弱くて、一風変わってて、ええひと。
割り切っちゃうとものすごいパワーで
前にでてくるひと。
(「Shall we ダンス?」なんかそんな感じじゃないですか?)
自分を主役にもってくることそのものにも
テレがあってまして純愛映画(!)ですから
よけいに「なんちゃって」を入れてしもたんとちゃうかと・・・。
ただ、その表現方法って
女性はひいてしまいそうな気がするんですが。
確かにこの映画って「女性目線」で見るか「男性目線」で見るかでかなり異なりますよね。
ま、基本は竹中直人の「オレ様映画」なので「男性目線」で見るべきなのかもしれませんが、だからこそ女性目線でみると「うざったい」のかもしれませぬ。
「俺様映画」で「へたれ賛歌」って
うまいな〜と思いましたよ。
・・・なんていうか、やっぱり
主役はかっこよく決めてほしいんですよ。
アホなことばっかやってても
ココって時くらいは・・・。
すいません、それこそ私流の理想でしたね。(笑)
スーパーバタードッグの『サヨナラCOLOR』が
好きで、観た映画ですが、良かったです。
原田知世のために作った様な(たぶん)映画ですが、
そこが竹中監督らしくてよかった。
周りを取り巻く助演陣も良く、
特に中島みゆきの女医は秀逸。
キレイな色彩のトーンもこの季節にピッタリです。
P.Sトラバさせてくださいね。