
毎回思うんだけどジャニーズ系アイドルがからむと
フォトギャラリーに絶対顔写真がないっ。そんなに規制厳しいのっ!
昭和40年代の人気漫画、誰だって知ってるというてもいいくらいのアニメ。
そんなに好きでなくても名シーンくらいは知ってる。
さてこれを山ピーがどう演じるのか正直なとこ
かな〜り不安だったんだけどね。
個人的にはもともと伊勢谷友介のファンなんで
そっちだけでキャ〜モンの鑑賞となりました。(コラコラ)
外見だけいうと、山ピーの風貌はめっちゃ似合ってましたね。
NANAのときの中島美嘉みたいに。
個人的に欲をいうたら、
照れ屋で、
根はいいんだが 悪ぶってて
なんていうか「ヘヘ」って笑う、
アニメのあの感じまではいかなかったかな。
うまくいえないけど、きれいすぎるんだよな〜。
寡黙にすることでいくばくか彼なりのジョーをつくりこんだみたいですが。
でも、ボクシングのためにかなり体鍛えて
ホントのファイトをしたってのはやっぱりすごいや。
かたや力石役の伊勢谷さん。
これも正直アニメの細川俊之があの声でかもしだしていた
品のよさだったり、紳士っぽいところが
伊勢谷さんではまだ若いのかなって思うくらいに
イメージとはちょっと違ってたんですけど、
アニメから抜け出てきた力石を望むのでなければ、
伊勢谷力石はかなりかっこよかったですよ。
一番びっくりしたのはCGかと思うくらいすさまじかった
減量。
計量のシーンでみせたからだは
マジであのスリムな体をさらに10kgも落としたっていうから
役者魂!ってすさまじ。
どちらの俳優もね、
この漫画がもつ地名度やら期待度を一身に背負ってしまった分、
名誉といっしょにプレッシャーもかかえて
本気で自分の表現しうる最大限のジョー&力石を見せたかったんだと思うんだ。
話が90分程度の映画に収めてしまってるから
メインは力石戦で、
原作ファンからしたらここまで削るのかってくらい
物足りなさはあるかもしれないけど
文字通りラストの二人のファイトはかなりかっこいいです!
すくなくともこれは
アニメで表現していた殴り合いのスローモーションを
実写でここまでやっちゃうのっていう曽根さんの勝利!
顔あんなにゆがむんだ〜ってボーゼン。
欲をいうなら、力石戦のあとジョーがどっかいなくなってしまう
フェイドアウトみたいなエンドでもよかったんじゃないのかな、
続編作る気なら(わわわわわ)
こっからふたつ質問。
これ、真っ白にもえつきるまでやんのかな?
ホセメンドーサ戦も実写版作ると思う???
もいっこ。
倍賞美津子さんの役はジョーのオカンってわけじゃないでしょ?
なんでちょこっとなのにあんなに大物が出てるの?
なんか意味ありな役でしたか???
PS*
香川照之のコスプレ(違)は最初
正直いうて予告で初めて見たときは爆笑だったんですが
違和感がなくなっていくにつれて
やっぱりこの人すごいわ〜っておもってしまいました。
監督とももめたらしいですからね、そこまでやらんでもいいって言われたのに
ぜったいの自信で外見つくりこんで、
(悪いけど見るまではつくりすぎで違和感バリバリだった)
それでも「立て、立つんだ、ジョー!!!」に説得力があるのは
この人がちゃんと丹下段平を演じきったってことで。
コレ結構拍手もんでした。
冒頭タイトルにも書きましたけど
エンドロールで
ラストファイトを再現するかのように
モノクロで、バトルシーンを流すんですが
これが宇多田ヒカルの主題歌とあいまって
めちゃくちゃかっこいい!!!
クライマックスの感動をさらに増幅してくれます。
キャラになってしまうのに、正に丹下段平は一個の人間として実在
してました。
あのボクシングシーンは見事の一語ですよ。今後ボクシングシーン
撮る人は大変だよね、役者も監督も。こんなんと比べられるんだよ?
全くこの2人の役者魂に敬意を表します。
うわ、ジョーを見てから2か月もたっちゃった?(泣)
ボクシングシーンね、
だいぶまえにトヨエツと山崎務で卓球だったかな〜
ビールのCM思い出したのは私だけ?(おいおい)
伊勢谷さんのあのガリガリにやせた姿は
衝撃でしたよ、香川さんもすごかったけど
とにかく見るまではジョーも力石も丹下段平も
自分の中ではまゆつばだったんですが
どうしてどうしてどんどん違和感なくなってくのが
すごかったです。