2010年10月17日

宝探しの結末は・・・〜「5年後のラブレター」〜

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たまたまダーリンが借りてきた1本のレンタルDVD。
BeeTVはドコモのケータイで見れるドラマだからau派の我が家は
ネット配信を待ってみるかレンタルになってからってことになりますが。

動物と子供には勝てないといいますが、
子供ってどうしてああかわいいんでしょうね。
融通が利かない、くじけそうになる、疲れたと文句をいい、
それでも何か目標があるときにはあんなにキラキラして歩き出す。
しかも男の子ってどんなにちいさくても
お母さんは僕が守るっていう気持ち持ってるんですね・・・

子供の誕生を待たずになくなってしまった夫・渉。
歩夢という名前だけを残して。

5年後、歩夢は大好きな絵本の海賊から挑戦状をもらったといって
保育園さえも抜け出して街へ飛び出してしまう。
次から次へと地図をたよりに謎解きをしては手紙をみつけ、
また次の場所へとどんどん歩いていく歩夢といっしょに
菜緒が見たものは二人の歩いてきた思い出。

渉が残した手紙は二人にゆかりのひとたちに託されていて
それは時として菜緒の心を悲しくもするんだけど
そんな時に子供の存在も友達の存在も彼女を助けてくれる。
歩夢は5歳の体力でもって疲れた疲れたといいそれを励ます菜緒は
やっぱり渉が運ばれてった病院にはなかなか入れない、
その辺は歩夢がいないとクリアできない過去で。
きっとね、頑張ってる。生きてるだけで精いっぱい、
それでも守っているはずの息子に支えられることもあるわけで。

病気だってことかくして、
どこまでも陽気に駆け抜けていった渉が最後に残したタカラモノは
実はスタート地点にあったんだけど
それを探し当てるには方向オンチな菜緒には無理で
…5歳の息子がたどりつくってのもすごいけどね。(笑)

少しはこういうもんみてピュアな気持ちになりなさいとかいうて
いつもなら泣き映画は人の顔のぞきこんでさんざん茶化すくせに
今回は自分もうるうるしてたらしくて
目を合わさなかったというか、見てる間いっかいも
こっち向かなかったんで、相当ダーリンのほうがハマったようですが。

できすぎな感もあるにはあったんだけど、素直に眺めれば
こんなラブラブな夫婦もおらんわけで、
どこまでもサプライズとJOYとHAPPYをおいかけて
それをずっとずっと菜緒に送り続けようとした渉の
一見とっても軽そうに見えるすべてのことが
菜の花畑で、病院の屋上で、友達とのサッカーで
ふと見せるマジ顔の回想シーンが幾重にも重なっていくなかで
どんどんどんどん切なくなっていきます。
コレ結構すごい。

向井くん扮する渉の、軽さとアタフタさと深い愛情と
その辺ファンはメロメロではないでしょうか?

どっちかいうと今まで冷静沈着な頭脳派か悪役だったのに
こんなピュアな役もやるんだとちょっとびっくり。

ストーリーは使いまわされた感はあっても
そこは俳優さんの魅力で・・・(むちゃくちゃ言うてるな)


posted by Ageha at 03:26| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画、DVD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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