↑このちょんまげのついたプリンって
どっかに売ってないかな?(笑)
これは先にスタッフブログのほうでブックレビューを書いていましたんで
リンクしますね。
http://ameblo.jp/tsutaya-5201/entry-10465293279.html
さて、錦戸くんがどうだったのかというと、
いや〜〜カッコよかったっす♪
今までみたく外見で惚れるとかそういうんじゃなくて。
(ホンマか?)
たぶんそれは、イマドキいね〜だろこんなやつっていう
男子の姿にってことでしょうね。(物珍しさですか、そうですか)
まあ、設定が180年前のサムライってこともあるんですけど。(笑)
働きたいねん、職にありつけますようにって
お地蔵さんに祈った、祈ったらなんでか
現代の東京へふっとばされてしまった安兵衛さん。
願いかなったやん、もうええやろって
え〜〜そこでそうなるん?
さんざんタイムスリップの掟無視しといてさ〜〜。
ベニーの上でブキミにほくそ笑むのは地蔵だった。
・・・・・ってそんなまとめかよ〜〜〜(笑)
シングルマザーのひろこさん。
6歳の息子をかかえて必死で生きてます。
息子かわいい、しかし仕事もちゃんとやりたい、
でも、いかんせん、仕事と育児家事の両立は大変。
ひょんなことから安兵衛と出会い、ほっておくこともできずに
結局、元の時代に戻れる方法がみつかるまでってことで
同居することになるのだが。
助けてくれた恩に報いるために家事一切を引き受けてくれた上に
昨日まで手を焼いていた息子が彼のしつけでもって
急激にしっかりしていくわけだから
…惚れまっしゃろ。(笑)
さてここで、
サムライ姿にサムライ言葉で動く安兵衛さんを、
だれも不審がらないとこが不思議ですけども、
「撮影?役者さん?」でスルー。
変わった人やな〜でオッケーのまま話は進みます。そこつっこまない。
江戸時代の人間がいきなり現代のハイテク家電を使いこなし
刀も包丁もいっしょやとかいうて料理が作れたとしても
そこもそうゆう人やねんで通り過ぎてください。(笑)
それくらい何でもそつなくこなし、十分現代に溶け込めるだけの
努力をしたってことで。
原作と違って膨らませていたのは
お父さんのケーキコンテスト。
6歳の友也を助っ人に10時間でケーキを作るんですが
当然疲れが出たところへ大きなミスをするんですけども
そのときの安兵衛さんの行動はホンマの父親みたいでした。
泣くなってどなりますけど、やってしまったことには
一切怒らずに微笑んでフォローします。
むしろ想定外のことでもって予定よりもええもんが出来たし。
ケーキの出来もさることながら、このやりとりが
優勝の決め手だったのではないでしょうか?
ぷりんの話にもふれますが
熱を出して看病するもおかゆも食べない友也のために
作ったのがぷりんだったわけで、
おそらくはその喜ぶ顔を見てうれしかったことが
パティシエにまでなってしまうきっかけだったんだと思います。
だから、ラストでも友也が作ってくれといったのがこれで
武士に二言はないと、時を超えて守った約束もこれです。
いくらでも手のこんだスイーツがつくれるとこまでいったんですが
大切な思いはここにあったんですね。
あんたなんかいらない。
仕事に理解を示してくれなくて、手伝ってもらえなかったことで
離婚したわけですから、
ひろこは忙しくなってしまった安兵衛に
結局同じことを言ってしまいます。
なんかね、女って勝手?
結婚して、子供育てて、でも自分のやりたいことも追っかけたい。
それってわがままかなって、ちょっと思ってた。
何もかもに100%頑張るって無理かな?
大事なもの見失ってまで仕事したいかな。
オトコは外に出たら何人の敵がいるんだっけ?
家ってHOMEって女がつくる安らぎの場所じゃないっけ?
それが子供にさみしい思いさせたらあかんやろって。
すべてにいい顔はできないのな。
現代じゃそんなこと言うてられへんけど、
右も左もわからん江戸侍が行動も考え方も現代に順応してる反面
何も変わらんひろこに対して微妙な気持ちをもったわけで。
母子家庭に足りなかった優しくも妥協のないしつけと父親的存在。
たった6歳の友也がわずかの間安兵衛とふれあっただけで
あれだけしっかりしちゃうとみてると、
育児に父親ってやっぱり必要だよねって思ったりして。
でも、使ったことのない機械使いこなして
そつなく家事やっちゃうの見るとオンナの立場ないよね?
彼はどっちもできる、ひろこは?・・・・わたしは?
言葉使いこそ、時代劇なんだけども、
今の世の中に忘れ去られた何かがあって、
その凛とした立ち振る舞いが最初のうちこそ滑稽なんだけど
だんだんこいつすごいぞって思えてくるんだよね。
いや、錦戸くんがんばってました。
笑いもとるけど、決めるとこ決めてたし、
オロオロとバシッのギャップが魅力でした。
ケーキは辻調理師学校の全面バックアップ。
でも相当飲み込みが早くて優秀な生徒だったようですよ♪
いっぱいケーキが並びますが、やっぱりぷりんが食べたくなりました。
PS:この映画なくようなシーンはないんですが
ラスト、エンドロールで忌野清志郎の声が流れた途端に
なぜだかうるうるしてしまいました・・・。
だから私たちも突っ込んじゃ駄目。てかこれ突っ込まずにいられない人は
この映画観ちゃだめ。w
そこに武士がいる。それはそれとしてところで…みたいな。(笑)
錦戸君は多分本格時代劇だとまだ若すぎるのと今風すぎて馴染まないと思う
けど、何たって舞台は現代。そらもうぴったりですわね。^^
久々に予告編が良かったです。なーるほど、そういういみだったのね〜って♪
そして錦戸亮くん、ここまでカッパ頭に違和感がないアイドル、いや俳優だったとは。
彼の次回作も楽しみになりましたよ。
ものすごく滑稽なのに、ひろこの設定があまりにリアルで
女性としてはいろいろ考えちゃいました。
ちゃんと母親したい、でも自分の夢も追いかけたい、
恋もしたいとそれはそれはもしかしたらよくばりですが
自分の人生楽しみたいじゃないですか。
それを一緒に暮らすひとらとちゃんと気持ちも仕事も分担して
幸せに暮らすのてすんごく難しい。誰かが犠牲になっちゃいけない。
・・・映画離れて真剣に考えましたもん…(がらにもなく)
アイドル映画だとなめてかかってたんですが
なかなかハマり役でしたね。
そのせいかどうかはともかくとして
今、炭酸飲料のCMに出てる錦戸くんがカッコ良く見えて見えて・・・
(ほ〜らまたはじまった・・・笑)
そうそう、「プリンはどうするんだよ〜〜!」のオチ
よかったですね。オトコに二言はないわけだ。すごい。(笑)
ところで、この映画に先駆けて発売された文庫版の映画原作が
えらい好評だったせいかどうかは知りませんが
「ちょんまげぷりん2」という新刊文庫が入ってきました。
舞台は江戸???実はまだ読んでませんが小説は続編が出ましたよ♪
錦戸くんてNEWSではどちらかというとおとなしめで
関ジャニではバカになりきれないような妙なカッコよさがあって
個人的にはどっちのグループでもよきにつけ悪しきにつけ
ひとり違うオーラを放ってる気がするんで、
これからも時々こうやって俳優やってほしいです。
TB&コメント、ありがとうございました(^^)
この映画は大絶賛されている方が圧倒的に多くて
それに釣られて私も観に行ったわけですが…
正直なとこ、あの母親が安兵衛に向かって投げつけた
「あんたなんかいらない!」
この言葉から…もう嫌悪感が炸裂でダメでした。
でも、絶賛されている皆さんはおそらく、
こんな彼女を微笑ましく温かく見守る事が出来るわけで
私ってば、なんて人間としての器が小さくて心が狭いんでしょう…
そんな事すら思っていました(^^;
人は誰だって自分のやりたい事だけやっていたいし、
嫌な事や面倒な事は出来れば避けて通りたいモノです。
人に甘えたり、頼ったり、助けを求める事は悪い事ではありませんが、
シングルマザーだからといって
一方的で身勝手な自分の期待を相手に押し付けたり、
自分の都合の悪さを人のせいにするのは
やっぱり共感できないのです…。
反面教師だと感じる方多いんとちゃいますか・・・。
誰かが我慢して丸く収めるものじゃないと思うんです。
でも自分がやりたいもののために
誰かが不幸になっちゃいけないんです。
せっかく好きな人と結婚した、したのに
そのために追いかけてた夢がぽしゃってしょ〜もな〜い顔して
その先を生きていくんだとしたら。
でも今しかできないことは、仕事よりも子供との時間
幼い時代にお母さんにまだ甘えたいときの優しい時間は
どちらかというと自分よりも子供のためにやっぱりつかわなきゃ。
ホントは結婚した段階で
子供のためにパートナーのために生きることが
自分の幸せって思えることが理想・・なのかな。
その言い方はね〜だろと思う反面で
あれもこれもしたいひろこのおもいにもシンクロしてしまうんです。
子供は手放さない、でも自分の仕事もしたい。
生きるために、夢のために。でも一人ではオーバーキャパ。
分担も協力もそれはその夫婦の数だけ方法があると思うんですけどね。