でも思いいれのあるものって書きにくいですね。
岩井俊二監督96年の作品。
Charaをボーカルにした劇中のYen Town Bandが歌ったこの歌も
そのバンド名のままCD化されてそれなりにヒット。
どのくらいの人が覚えてるかな?
Swallowtail Butterfly〜あいのうた/Mamas Airight | |
![]() | YEN TOWN BAND 小林武史 岩井俊二 ERJ 1996-07-22 売り上げランキング : 16,143 Amazonで詳しく見るby G-Tools |




![ether[エーテル]](http://images.amazon.com/images/P/B000793F38.09._SCTHUMBZZZ_.jpg)
たまたま大掃除してた時に懐かしいパンフレットを見つけました。
コレを見に行ったのは京都のみなみ会館でのオールナイト。
しかも「岩井俊二&小林武史の世界」と題して4本立て。
ミスチルの「es」、原作を岩井俊二が書いて監督がなんと石井竜也が撮った「ACRI」
それから「Love letter」とこれ。ものすごい強行軍。
よく最後まで全部見れたと思う。今やれっていわれてもとてもとても。
たまたま手にしたマイウエイのカセットテープ。
それに1万円札偽造データが隠されてて、
それを使って大金持ちになったグリコと仲間たち。
夢だった歌手になり、スーパースターへの道をかけあがっていくんだけど
当然、もと娼婦だったことがマスコミにばれ、
しかもテープを探してるマフィアに命を狙われるといったお話。
これと平行して、
麻薬取引の素人で娼婦だった母が殺されて弧児になり、
名前すらつけてもらえないまま売られそうになるところを
グリコに拾われた、少女アゲハの成長物語が描かれるわけで。
ハンドルネームの由来でもあります。
この子がまたカッコいいんだわ。
いろんな言葉のとびかうイェンタウンで通訳係、料理もうまい。
子供たちにもそれなりのなわばりがあるんだけど、
パンチ1発でのしたあとはボスになっちゃう。
やがて、ライブハウスの買戻しのために偽造データでお金をあつめたり、
一人前のしるしとして、むかしグリコにマジックで書かれた
芋虫のかわりにアゲハ蝶のタトゥーを胸に彫っちゃう。
この映画では千円札に1万円札のデータを刷り込むと両替機は
千円を1万円と認識してお金が増えるといったものでしたが
たまたま見てたニュースで偶然にも「お賽銭に偽札!」なんてのがあって
新年そうそうなんてばちあたりなと思いながら実はタイミングのよい
お金つながりのエントリだったようで。
スワロウテイル 特別版 | |
![]() | 三上博史 Chara 岩井俊二 ポニーキャニオン 2000-11-15 売り上げランキング : 21,124 Amazonで詳しく見るby G-Tools |





うちの45になる兄が、なんとカラオケで歌った思い出があるからです。
ただね客観的に読んでわかりにくかったのでボツにしましたが。
この映画は映画館に行って、見ました。
ワーナーマイカルズでした。
筋は全く覚えていません。
ただ、自分が凹んでいた時期で、それと相まって
ぼんやりと映像だけが浮かんできます。
岩井俊二の映画は
筋というより、映像だけが点となって
記憶に残っている私です。
もしかしたらと思ってたんですが、ビンゴ。
岩井俊二の映画は、うまく言えないんですが
なんか癖のある撮り方をするので、感覚に訴えるというか
口で説明できないけど、まるで写真を見るように
どこかのワンシーンだけが妙に鮮明に心に焼きつくというか。
メインのグリコやアゲハより、グリコの生き別れの兄でマフィアのボス役の江口洋介や、
それを狙うスナイパーのの渡部篤郎と山口智子がかっこよくて
おいしいとこみんなもってっちゃうし。
そうそう「花とアリス」も中身が少なくて
おまけてんこもりだったし、なんか脇役のほうが
めだったりするからよけいに何だったんだって
思うんでしょうね。(うわ〜言いたい放題)
私も同じく,いくつもの映像がスナップショットで心に残っています.
とっても印象的な映像で,いいですよね.
ドラゴンフィッシュフライ,PICNIC,アンドゥ,打ち上げ花火,...
アンドゥやLoveLetterあたりはストーリーも印象的で,覚えてますけれど.
なつかしいですね.
おかげで青春時代のいろんなことを思い出しはじめました.
遠い目をしてましたが、なんかあるんですかね。
岩井俊二の映画って女の子向きなんでしょうか?
PICNICは夕日をバックに黒いシルエットの
Charaの姿だけが妙に残ってます。
身につけていた服の羽根がパーっと散って・・。
そういえば打ち上げ花火・・の奥菜恵かわいかったですね。
映画よりいっしょに見た彼女や当時の事がフラッシュバック・・ですか。
seiaさんにもこれはエピソード記憶なんですね。
私的な感覚なのですが、ブリグリの歌の歌詞と岩井俊二監督の映画って、似てるなぁ〜なんて思います。
映像を媒体にして感覚に訴える感じなので、感受性の強い女性のほうが何かを受け取りやすいんじゃないのですかね?
彼女につれられて仕方なく見たっていう人の方が
多いのかな。私は高校時代仲のよかった男の子が
打ち上げ花火・・ではまってしまい、
そっちルートで岩井俊二作品をはじめてみたんですが。
ブリグリ・・ですか。ボーカルのおねーさんも
ある種不思議な雰囲気をもった人ですね。
トミーフェブラリーではキキララおたくの大学生を演じてるし。
新年早々つながりまくり(勝手に思ってるだけ?)ですね、感受性の強いAgehaさ〜ん☆
バレンタインですよね〜。
あてはあるのかな〜。義理じゃなくってぇ〜・・・。
映画が大傑作だったのみならず、音楽もまたすばらしいものでしたね。
公開当時にサントラCD買いましたが、この10年ほどの間でわざわざサントラをかったのは、この作品を除いてもわずか1〜2枚です。
「あいのうた」だけでなく、「Mama's alright」や、キャロル・キングを意識した「Sunday Park」など名曲揃いで、今でも愛聴しています。
TBばっかしのことのほうが多くてすいません。
CHARAの歌を
初めて意識して聞いたのは
あいのうた・・からだったと思います。
そうそう、マイウェイがあんなふうに
キーアイテム、キーミュージック(?)になって
映画を盛り上げてたことにもびっくり。
音楽もふくめて映画の出来ですから
サントラもいいですね。