
オンナひとりにオトコふたり、
オンナは優秀な戦士、
オトコのひとりは若干ピエロの役割をするが
やるときはやる・・って設定では
なんだかハーマイオニーとロンを連れて
ハリーポッターがRPGやってます感。(笑)
さしずめゼウスがダンブルドアで
ケイロンがハグリッドで
ルークがドラゴマルフォイか。(わわわわわ)
インバス2000のかわりに羽のはえたコンバースで空を飛び
杖のかわりに剣をもち、魔法のように水をあやつる。
訓練するためにやってきた場所で
いきなりヒーローになっちゃったり、
お父さんはそばにいないけど助けてくれるあたりまでもが
ハリーそっくりだしね・・・。

いくら、ハリーポッターの監督が手がけたからって
ここまでハマる既視感にはそうそうお目にかかれないと思う。(コラ)

ただ、面白くなかったのかというとそうじゃなくて
個人的には十分楽しんだわけで。(笑)
特に、死んでも活躍するユマサーマンてば・・・(!)
キルビルが懐かしいのぅ・・・すっかりおばちゃん扱いだが
彼女は今でもとっても美しかったです、ハイ。
自らの子供を元気付けるために親が書いたストーリーが
児童文学でベストセラーになったんだとか。
たまにそっちの路線でCMをやってるのを見かけるんだけど
子供向けだと思えば
そこはなんで疑問に感じないねん!っていうとこが
サクサク進んでもノープロブレム・・のようで。
ありえない展開もあっけない解決も
まあそういうことならいたしかたないか・・・って
とにかくそう片付けるしかないというイージーモードで
レベルアップするんで
途中からは「ま、いっか〜」になっちまいました。
そもそもビッグ3のポセイドンの子供ってだけで
特別な存在やねんってとこからもうある種の
すっとばしが可能だったりして。(笑)
いきなり水が使えるようになるとこも
訓練なしで実戦に対応できるとこも・・・。
のわりには、戻ってきてからのチャンバラが
あまりにのどかで本物の剣でやってるわりには
うまくなってる感がないのってどうなん〜〜?!(笑)
そもそも大人の都合でラブアフェアの結果
いくら本気の恋でした〜いうたかて
あちこちに子供作る神様たちもたいがいなら
ケンカさせて下克上っていう子供も子供やて。
それにふりまわされて
もしかしたらあやうく滅びるとこだったフツーの人々にしたら
じょおだんじゃないわよぉ〜!って
お話でございました。チャンチャン♪
とまあ、むちゃくちゃ言いましたが
特撮とグローバーのキャラで十分楽しめました。
・・・あれ、フォローになってない???(爆)
もとい現代アメリカ版ということで。^^;
でもだからこそ馴染みやすいし、突っ込みどころは満載
だけど結構楽しめてしまうというのはあると思います。
行ってみれば定番の面白さとでもいうか。
だから是非続編で今回サラッと流したところも見せて欲
しいんですが、さて作ってくれるのか?
「ライラ」は気もないし…
劣化版て。(わわわわわ)
安心して見てられるからファミリームービーとしては十分楽しい作品です。
逆にクライマックスに向けてハリポタはダークな世界に突入してますから大人はよくても、
魔法大好きの幼稚園児が見たら怖がりそうなんで、
ファンタジーって作るのは難しいもんですね。
あのデミゴットの村にはビックリ。
みんな神の子供じゃ新参のパーシーなんてダメじゃん、
とか思ったら、ビッグスリーの子は貴重だったのね(^^)
それだけに、力の覚醒も早かった???
突っ込みつつも、いつもとはちょっと違ったファンタジーでなかなか楽しかったですw
心の中で
「これは児童文学なんや〜子供向けなんや〜」と
呪文唱えて言い聞かせてました。(笑)
特撮を楽しんでるだけ…という意味では、
これもハリポタも、
ワタシのなかでは
そんなに変わらないんですけどね…。
なんて言うてしまうと
ものすごく非難されそうなんで、これくらいで。(滝汗)
パーシーが犯人扱いされる展開にかなり無理を感じましたね。事件の発端から訓練所での修行までのシークエンスがかなり駆け足だったのも気になりました。
そういったストーリー面の矛盾がマイナス要因でしたが、ビジュアル面はしっかり見せてくれていました。巨大なヒドラの迫力や、メデューサの髪のなまめかしい動きは良かったです。
『ハリー・ポッター』との類似性は、宣伝でも遺憾なく発揮されてましたね。「主人公はハリー・ポッターと同じ、男の子2人、女に子1人のチーム」なんて、どうでもいい事を強調してました。
ハリーポッターも正直なとこハリーたちの会話が
イマイチ面白くなくて(コレは単に訳の問題かもしれませんが)
ひたすら映画でしか見れない『魔法を楽しんでいる』ため(コラコラコラ)
そういう意味では
このパーシージャクソンもむっちゃ楽しかったのですが・・・
特にユマサーマンのメドゥーサの存在感!(爆)
コレだけCGがド迫力なんだから
どうしても内容もついてきてよぉ〜って
やっぱり思っちゃいますよね・・・。
誰に見てほしいのかがはっきりしていても
実際『誰が見に来てるのか』を考えてないような(わわわわわ)