原作を知らずに見に行った人はそれなりに楽しめたようですが。
もともと原作にインスパイアされて作った別物(!)ということで
シュウジもあえてイメージのちがう窪塚くんを起用した。
・・って言われたらそりゃ「マンガのシュウジと違いすぎる〜」は
仕方ないかなと。
ちせにしてもそう。
あのドンくささ、あやまってばっかしの女の子が
それでもみんなに愛される何かをもっている不思議さと
結局は世界の未来を背負ってしまうという難しい役。
・・そうでなくってもなんで設定を原作どおり札幌にしてるのに
ぜんぜん北海道の言葉が出ないのよ。
あのなまりさえもキャラの雰囲気を出すにはホントは
なくてはならないものだったのに。
髪型だけ似せても前田亜季ちゃんには荷が重かったのでは。
実はAgeha、テレビアニメで深夜放送されてたものしか
知りませんでした。
PCがぶっ壊れてる間にネットカフェ行ってたから
初めてパラパラとマンガも読んだんですけど。
う・・・やっぱり青年マンガじゃ。(赤面)
実写の機械のツバサはえらくカッコイイなとおもったんですが
マンガでもアニメでも映画でも
結局よくわかんなかったのは
「なんで最終兵器になったのか?」
・・・その疑問でとまってしまって話が展開できないのです。
〜口癖は「ごめんなさい」座右の銘は「強くなりたい」〜
・・・だからって人の形を保てないほど
進化する兵器にならなくたって・・。
ついでにいうと3つともエンディングが違います。
(映画は未見ですけどね)
・・・結局どういう結末にしたかったのか。
恋しているから人でいられる・・・。
どんな状況になってもその愛貫けますか?
そのテーマのために戦争さえもラブストーリーの
付録になってしまう劇場版。
で、何のために戦ってたのかもよくわかんない。
少なくとも原作では世界そのものが滅びてしまいますし。
(解釈がちがってたらすいませんです・・・)
それも苦しまないように、彼女がすべて壊してしまうのだとしたら。
反戦というジャンルでもなさそうだし。
ラブストーリーとしてはあまりにも正直で生々しいですが。
関連販売・・だけなのかもしれないですが
小説版サイカノが出てるそうです。そこなら少しは
この疑問に答えてくれるんでしょうか・・・。
Agehaがわけわからずにこだわってる部分を
吹き飛ばしてくれるだけの恋愛もの
・・・ならそれはそれでいいんですが。
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シュウジはシュウジであって窪塚くんじゃねぇ・・・。
映画では、方言も無いんですか?!
あのほんわかした喋り方、方言が重要なのに!
ガッカリ・・・。
・・・映画は原作ファンのなかでは
やっぱ相当ブーイングなのだそうで。
私も方言なしってとこで
うそん・・って。
DVD待ちすることにしました。(おい)
ただ、実写ならではのちせの形態は
美しかったので(公式サイトにて)
ツバサは見たいなと。
「サイカノ」原作の方を先に読んでしまったんで、イメージが崩れるのがイヤで実写は観てないです〜。
「なんで兵器になったのか」
確かに、何故ちせが兵器になったのかと改めて考えると分かりませんね。^^:
>イメージが崩れる
・・ってのはよく聞きますね、ホントに。
そういうこと考えずに
そういう設定だからって飲み込んでも
「じゃあいったい誰のために何のために
戦っていたのか」
・・・そもそもあんなに破壊されても
誰もその情報を知らないなんて
このネット社会でありえないしね。
・・・そういう背景がラブストーリーを
もりあげるために作られてるって段階で
この話は何なのよって。
こんな言い方すると
原作ファンまで敵にまわしてしまいそうですね。
気をつけないと・・・。