玉木宏×蒼井優で映画化されてミニシアター揃で上映されたんですが、
大阪は去年の暮れだったんで、これも見逃した一本。
明日2月11日から富山では公開されるようですが。
オフィシャルサイトはこちら。→http://www.henshin.cc/
ついでに書いとくと玉木さんは市川拓司氏の小説「恋愛寫眞 もうひとつの物語」の
映画化「天国の森で君を思う(仮題)」に主演。
今秋公開予定で「いま会い」越え宣言してるそうで。
・・・ミーハーで悪いか。(笑)
誰が出てるかで映画を見、その原作までも読みたいと思うのなら
彼は十分客寄せに成功してるじゃないですか。ここに一人。(爆)
いまちょうど「恋愛寫眞」借りてきたとこで
このニュースには その偶然にびっくりしてたんだってば。
幼い少女を守るために銃弾に倒れて頭に重傷を負った青年が
ドナーの脳に人格を乗っ取られて破滅への道を転がり落ちていく。
勝手に脳移植され本当のことを何一つ教えてもらえないまま彼は退院するが、
自分が自分でなくなっていくことを止められず、それに怯え悩み、
そして彼は彼であることを守るためにある行動にでる・・・。
東野圭吾さんといったら現在テレビドラマ化されてる「白夜行」の
作者でもありますね。今年は当たり年?
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亡くなった・・・というだけでも悲しいのに
病気だと生きている間も散々苦しんだのに
もうこれ以上いじらないで、切り刻まないでと思う反面で
その体が誰かの命を救い、誰かの体のなかで生き続けるのならと
ドナーを承諾してくれる身内がいる。
・・・ただし、この小説のケースは正直人体実験。
普通、臓器移植だったら命が救われたバンザイなんだけど、
たとえば心臓を移植された人がドナーの趣味嗜好に変わるというケースを
テレビで見たことがあるのね。
ましてやこれは「脳」。
・・・フィクションなんだけど妙にリアリティがあってちょっと怖かった。
白血病のドナー適合も大概難しいけど
10万分の1の確率で、拒否反応のない適合者がみつかったら
・・・こんなふうに助けたいと思う医者がいてもおかしくはない。
で、そのあと「君を愛していた自分が消えていく」ことは
彼にとって相当ショックだったはずで。
もちろんほかにも立て続けに彼を悲劇が襲うんだけど
どうやら原作の残酷さよりもラブストーリーに重きを置いた映画に
なってるようですね。レビュー見る限りかなり好き嫌いの分かれる
仕上がりになってるそうですが・・・。
人は脳のかけらでさえも「自分」というものを主張するのなら
命の終わりはいったいどこなんだろうなって。
生きながら自分が自分でなくなっていく時
その人はある意味移植された脳に殺されてはいないかと。
逆に臓器提供者の身内は、何か超感覚のようなものが働いて
これはあの人だとわかるらしい。血の絆というか
魂のつながりのようなものを感じるそうで・・・。
原作では生命の神秘を語る反面で
モルモットにされた人間の悲劇をこれでもかと綴るので
かなり重い話でした。もちろん主人公の青年がそうなることで
周りの人間もはじめこそ助かってよかったと思ってたのに
巻き込まれてつらく悲しい思いをする・・・。
いったい何のために助かった命だったのか。
ハッピーエンドとは言いがたいですが
それでも優しい終わり方をしてました。
読んだ自分だって、そりゃ変わりたいと思うこともありますが
それは自分の意思と無関係なとこで人にいじられたくはないし。
そしてこんな自分でもなんだかやっぱりいいと思ったりもして。
・・自分だけは自分を見捨てないように(?)
こんな自分と思うなら少しはなんとかしようやと思ったりもしたわけで。
そういうことを考えさせてくれるストーリーでした。






最近こんな感じで本読んでるんだけど
隣でバルがすんごく心配してるわけ。
「おまえさ〜おとなしく本読んでるようで
世界征服とか考えてない?」
↑どういう意味?!
6月2日にDVDのレビューも書いたんですが、
・・う〜ん、自分としてはちょっと物足りなかったかなと。
なんかね、”赤いシリーズ”をみてるような
わざとらしさがちょっとあって(わわわ・・)
「舞台向き」な題材ちゃうかなって思ったのは、多分そのへんかと。
原作に、かなり満足したので
どうしてもシビアになってしまって・・。
今回は珍しくシーサーのテンプレが気にいったので(!)
まんま使っています。
気分はワールドカップ。(笑)
普段はサッカーのサの字も言わないくせに。