
字幕スーパー版で見れましたっ♪
どうしても吹き替えの俳優さんに大なり小なりの
ツッコミを入れてしまうので。(笑)
あと、テルマの主題歌がエンドロールの枠に
収まらないのに流れるのもちょっとね〜・・だったし。(!)
もう、何とかしてあの日本版主題歌。
テルマに罪はないのよ〜〜。そこで流すな〜なだけで。(!!)
日本では忠犬ハチ公・・・なんですが、
コレは忠義でしょうか?
主人を待ち続ける気持ちは、主人の死がわからなかったわけではなく、
パーカーのいなくなった今、
ハチにとってのパーカーとのつながりや思い出が
駅だったからではなかったのかなと
今は思います。

誰にも媚びず、なびかず、
自分の信念をただ貫き、そこにいた。
そんな気がします。
犬に男気もないですが、なんていうか、
その精神力の強さ、思いの深さ、
パーカーに対する愛情・・・犬とは思えない、
誰かにその思いをささげることはあっても
従うという存在じゃなくて、独立してるもの。
リメイクのHACHIはもしかしたら日本版とかなり
解釈が違うのかもしれませんが
個人的にはコレがとっても感動もんでした・・・。

このケンという教授が秋田犬の解釈を少ししてくれるんですが
コレがまた映画に、ハチという犬に深みを持たせる役割をします。
いい味だしてました。
ホントはね〜。見に行く気なかったんですけどね。
ギアさまの「ヘイ、HACHI〜」が妙にガクッときて。
売場で販促DVD流して原作本並べて
自分でコーナー作ってるもんだからコレを1ヶ月見てたんだけど
ムウとオリオンの間にはさまったこの映像(!)
耳で聞いてるとこのギアさまの声とテルマの主題歌だけなんですが
映像はもう表情豊かなハチのアップがいっぱいで
気がついたら劇場へ足を運んでました。
本を売るはずが映画見に行ってしまうほど自分がハマるという
スパイラルから抜け出せませんでした。(笑)
本もね、お子様向けのは確かに売れてます。
感想文の題材にちょうどいいのかもしれない。
そのせいか映画館も子供連れで吹き替えに並ぶ親子が
多かったですね。
犬好きの方もそしてギヤさまファンもいるでしょうが
これは見る人の年齢や性別を選ばない作品なので
結構にぎわってました。
吹き替えから先にソールドアウトしてたのは
それだけ高齢のひとや子供が来てたからかな・・。
犬目線でモノクロ映像をはさむことで余計に
ハチの気持ちにシンクロしていくんですね。
ポップコーン食べながら仲良くヤンキース戦を見るとこは
さすがアメリカ版。(笑)
行くぞって行ってもついていかなかったくせに
後からボールもって駅へ向かったのは
前の日に奥さんとなんかの記念日でいちゃいちゃしてて
やきもち?嫉妬すんの?ってまずそこでびっくりしたんですが
もひとつ・・・。
もしかしたら倒れるのわかったのかなって・・・。
虫の知らせではないですが
いやな予感がして
今日は行くなって言いたかったのかなと。
絶対やらなかったボール遊びをしてでも
喜ばせて時間稼ぎして
列車に乗り遅れたらいいのに、行かなきゃいいのに、
・・・そこまで考えたのかなと勝手に想像は
ふくらんでしまうのでした。
飼われている・・・という感覚であれば
家族にとってはハチは家族の一員なんですが
ハチはパーカーとしかつながっていなかった、
彼がいてなんぼのパーカーの家、彼の家族
だったような気がします。
ホントに信じたひとにはとことんついていく、
拾ってもらったということに関して感謝してる、
でもそれ以外の人には一線を引いてるのな。
この区別はホントびっくり。
ものすごく頭がいいというか信念貫いてます。
こんな秋田犬ですから撮影はさぞ大変だったろうなと。(爆)
でも、どうやって訓練したらああなるのか
目線を下げれば悲しそうに
あっちむけば興味ないもんと
実に顔に感情がでるのね、
その演技力はアカデミー賞もんでした。
いや、よかったよぉ・・・。
ハリウッドリメイクってイマイチなんだけど、これは上手くリメイクしてくれてよかったなぁ。
リチャードと監督が大の犬好きらしいから、やっぱりそういう部分あるんでしょうね。雑誌のインタビューでリチャードが「あと1000万ドルあったらもっと良い作品になったよ。お金が無くて諦めたことが一杯あるんだ。」なんていってましたが、どこを諦めたのかしらん。^^;足りない1000万ドルで邦画1本出来ちゃうし。(笑)
秋田犬は年齢別に3匹用意されたらしいけど、ホントアカデミー賞をあげたいよね。柵の下を掘って抜け出て…どうやって撮ったんだと…。
あやぱんと真矢みきの声優に違和感がありました。物語じたいは、良かったのですけど・・・。あやぱん棒読み。DVD出たら字幕で見るぞーー。って感じです。
今日行ったシネコンでは吹替版のみ上映でしたが満席完売になってました。客層を問わないだけに強いかもしれませんね。
最初こそアメリカでの秋田犬に違和感がありましたけど、これは秋田犬だからこそのお話なんだと実感させられました。それはもしかしたら日本版では味わえなかった部分かもしれませんね。
1000万ドル!!
いったい何にそんなにつぎ込みたかったのでしょう?(笑)
しいて、気になったところをあげるなら
ハチが変わりすぎ〜。
ホンマに3匹ですか?もっと使ってそう・・・。
「グーグーだって猫である」のときも
思ったんですが、1匹ではムリなのはわかるんですが
明らかに顔が違う、体格が違うと
ん?って思うことがあるんですよ。
一応生まれたてと大きくなってからと
それからハチの場合は亡くなる間際の老犬とが
もちろん必要でしょうが
それ以外にも
このアクションはこの犬しかできないから
ここはこいつを使おうとかいうのが多分あって。
そちらで見たんですが
最初の出会いのシーンは柴犬ですか〜・・・。(笑)
やっぱり犬を使うのは難しいんですね。
そもそも秋田犬の子犬がいない(使えない?)のも
びっくりでした。
試写会のニュースだったか
リチャードギアと北大路欣也が握手してて
「え、ハチ、しゃべるん?!」ってすっとぼけて
またバコーン。わかってるってばぁ〜〜、冗談やん!
でも、なんかこのアフレコ抜擢は
フジテレビだけにウケ狙いなとこありませんか?
でね、ゴメンナサイ、ソフトバンクのお父さんの声で
ギアさまは無いわ〜と思って(!!)
字幕へ行ったんですよ。(わわわわわ)
アヤパンや真矢みきも違うな〜って気がしたので。
演技力云々の前に単純に好みの問題として。
ぜひDVDで字幕見てください。
ギアさまの「ハチ〜」はやっぱ最初なれるまで
大変ですけど。(笑)
ギアさまの肩まで前足が届くのなら
相当でかいんですけど。
ワタシコワイです。(笑)
最初抱えてた犬がこんなにでかくなるのぉ〜〜で
まずびっくり。(あ、柴犬でしたね・・・)
何度も書きましたが
ヘイ、HACHI〜がもたらす不安と(笑)
アメリカ人に秋田犬の組み合わせは
正直どないなるんやろ〜って心配したんですが
アメリカ人の解釈で
秋田犬でしか撮れない物語を作った、
そう思えば
リメイクというよりも
犬と人間の絆の深さがこんなにあることを
テーマとして残した別物と思ってもええんとちゃいますか?
むしろ今風で、日本人でもうけいれられる話かと思います。
アメリカでの公開はまだまだ先みたいですが、日本発の感動の実話を向こうの人がどう評価するのか、とても興味がありますね。
レビューでも書きましたが
日本では忠義・・といわれる部分を
アメリカでは完全にパートナーとして描いてるんで
ある意味アメリカ風。
ただし、犬は家族の一員・・・と見るなら
あくまでもパーカーだけ特別っていうハチの
確固たる意思はどう思うのか・・・かな。
まがりなりにも娘とだって一緒にすごした時期があって
それでも引き取られて飼われるよりも
駅にいるってのはどう感じるのか・・・でしょうね。