相撲を取るべしで
そういう意味ではそら物足りなさは否めない。
文化祭の延長、卒業論文がわりにするなら
大変よくできましたって花まるかもしれないし
仲間うちではそらウケたと思うけど。

ただ、そんだけボロクソに言うてながらも
堺雅人さんが演じる「黒澤」が
ど〜〜〜〜しても見たかったんだ。コレは本音。
(だから結局はミーハー論になるんだ・・・笑)
好きだからええねんっ♪
くもりなきまなこで見定めることなんて
結局ワタシにはできません。(笑)
実は原作「ラッシュライフ」は未読。
これから・・・です。
原作とちゃう〜〜はもうたくさんなので
見てから読むほうがいいだろうと。
映画の「重力ピエロ」では省略されちゃいましたが
原作のほうには黒澤は登場します。
泥棒なんですが”ピエロ”では探偵として
泉水や泉水の父と関わるわけですが、
(調査に行った家でもちろんお金を盗んでます・・・笑)
コレが脇役にもかかわらず何故か彼のキャラが
結構細かく描写されているために好きになってしまって、
気になっていて、コレを堺雅人さんが演じるっていうんで。
コレが実に人をおちょくった役で
瞬間移動までしちゃって(?)とにかくこの映画の中で
唯一ほほえましいパートでした。救いがあったというか・・・。
個人的にこのパートはワタシの期待を裏切らなかった。
そこは満足でした。
・・・たださ〜、あのタンスしかない部屋って
何?????
4人の人生が交錯する特別な1日。
そう実はたった1日のあいだに起こった話のはずなんですが
どうも完全に独立したオムニバス感があって。
全然関係のない話が端っこのほうでつながってる、
一見関係のない話が最後の最後で回収されるのが
伊坂作品のある種のお約束だったりするんですが
4人の監督がばらばらに撮ったそれは
う〜ん、それぞれの話をうまくつなげるには
若干ムリがあったかなと。
すれ違う程度の認識でもって
誰かの人生に誰かが影響するとこまでは
いってなかったような気がしますが。
で、つながったとして「・・・で?」っていう・・・。
何か変わりました?誰かハッピーになりました?
そりゃアヒルと鴨・・・やフィッシュストーリーと
比較しちゃうとかわいそうですが。
ただ、協力してくれた俳優さんの力がとても強いので
それに救われてる気がしました。
黒澤役の堺雅人さんはどうしても贔屓目に見てしまうので
ダントツの魅力的な男に見えましたが(笑)
それ以外にも柄本佑・板尾創路・寺島しのぶ・団時朗・塩谷瞬、
キャスティングはばっちりだったかと思います。
監督がこうしてくれって俳優に注文をつけるのではなくて
俳優さんが脚本を汲み取って
出来うる限り表現するからそれをそのまま撮ってくれっていう
・・・その辺は当然プロの俳優さんですから
かなり助けてあげてたんじゃないでしょうか?
あくまで想像ですけどね。
前売り券が下北のヴィレバンで売ってたそうですね。
コレには非売品のパンフレットまでついてたそうです。
今回梅田ブルク7でもインフォメーションで聞いてみて
やっと1枚のチラシをもらって帰りました。
また店に持って帰ってPOPの参考にします。(笑)
新宿バルト9の1館だけという文字通りの単館上映が
こうやって大阪でも公開されるようになった、
それはそれはすごいことなんだと思います。
大学院とはいえ、まだ現役の段階で
伊坂作品の映画化でプロの俳優さんが賛同して
ココまで作ったことそれ自体は十分話題になったし
画期的なことなんですが
・・・最初にも書きましたけど
それと映画そのものの出来の評価はやっぱり
別物でしょうね・・・・。
まあ、そりゃ原作の方が良いです。良いというか深いです。でもまあそれを言っても始まらないのですが、読んで解ったのは4つの話をオムニバスにしてしまったというのが最大の違いでした。原作では並列して進んでいくんです。
オムニバスにしてしまったために、それぞれに何らかの係わりを持たせるのが大変になってしまったかなぁと思います。でもまあ良く出来ているとは思いますけどね。(笑)
Agehaさんの言うとおり、相当俳優さんが助けてますよこれ。演出にもアドバイスだしてるんじゃないですかね。特に寺島さんや堺さんは。『重力ピエロ』には及ばないですけど、それはそもそも原作からしてそうなんで、まあ仕方ないかなと。^^;
> う〜ん、どう語ればいいんだろう
このタイトル、分かります〜
私は実は全く期待せずに見に行ったので興味深く観れたのですけど、
「面白かった?」と聞かれたら「頑張ってた」と答えるだろうなあと思います。
役者さんは本当に揃っていて良かったです。
みんなの演技だけを見るならOKかも☆
TBありがとうございます。
この映画は好きな作家の伊坂幸太郎原作だったので
ものすごく期待してたんですよね。
それだけにがっかり感がでかかったです。
>コレには非売品のパンフレットまでついてたそうです。
ちなみに梅田ブルグの初日の朝イチの回で観ましたが、
その時に非売品のパンフレットを入口で配ってましたよ。
まあ、これは未来の映画人育成のための
限りなく明るい話題で理想の姿で・・ってことなんで
映画の出来云々をプロの作った作品と
比べるのはかわいそうかもです。
ただ、冒頭にも書きましたがお金とる以上は
1800円なりのものを持ってこないと
そらガッカリ〜って言われてもしゃ〜ないかなって。
恵まれた環境やなって他の大学の映研からは
きっとつっこまれてるでしょうね。(わわわわわ)
「重力ピエロ」のあとに見たってのもツライかも。
原作同士も比べちゃうとね・・・。
>「面白かった?」と聞かれたら
「頑張ってた」と答えるだろうなあ
そうそう、それですそれです。
(いやそんな優しく言うてないですが・・・笑)
>役者さんは本当に揃っていて良かったです。
みんなの演技だけを見るならOKかも☆
そうそう、それですそれです。
(いや、それじゃコメント返しになっとらんて・・笑)
俳優さんに文句つけるとこはどこもないんです。
キャスティングもよかったし。
ただ、
映画はそれ以外のパーツもそろってナンボってのが
ようわかったという・・・(それひどくない?)
え〜〜初日初回で配ってたんですか〜〜〜!
それどころかブルク7に来てたんですね〜♪
そのうちニアミスするかもしれません。
アヤシゲでちっちゃいオバちゃんがいたら
ワタシです。(どんな説明〜〜?!)
伊坂作品の映画化が続いてて
正直作者本人もう〜ん・・・って言うてるはず
なんですが、
コレはもう学生さんたちの
キラキラした瞳と熱意に負けたのかも知れません。
同じく初心に帰れた、
新鮮な気持ちで撮影に参加できたと
俳優さんたちがコメントしてますから
映画の出来云々よりも
気持ちが前に来てるんでしょうね、現場では。
ただ、それがこっちへ伝わらないと
作り手と観客の温度差はちょっとつらいかもです・・・・。
映画は見てないんですが、原作を読み終えました。非現実的な話ですが、面白かったです。
ただ、映画は…そんな感じなんですね
堺雅人の黒澤は、あのひょうひょうとした感じがいかにもで、見てみたい気もするんですけどねぇ
今度「ゴールデンスランバー」も堺雅人主演で映画化しますが、どうなることやら。。。伊坂作品の映像化は難しいのかな。
飄々とした感じはね、確かに。
ただ、映画は・・・そんな感じです、ハイ。
いつか彼らがもっとビッグになって
もいっかいリベンジしてほしいな、
これだけええ環境でトライできたんだから・・・。
ゴールデンスランバーかぁ・・・。
本で読んだ感じの青柳と堺さんは
私の中ではちょっと違う気がしたんですが
それを言うたらジェネラルルージュ・・も
ずいぶんイメージの違う役に堺さんを当ててきて
それはそれでインパクト大だったんで
案外彼なりの青柳が見れそうです。
今まで、重力ピエロもアヒルと鴨・・・も
映像化不可能に挑戦してきたわけで
そのハードルが高い分、
それをクリアできれば大ヒットなんですよ。
・・・俳優さんというよりは
監督の腕しだいってことですかね。
お返しさせていただきました。
ごめんなさい。アメブロの方には反映しなかったみたいです。
面白そうな本があったら、読んでみてくださいね。
こちらこそ、よろしくお願いします。
コメント&TBありがとうございました。
先日も書いたとおり
実は読書量があまりに少ないため
本来ならコチラがオススメする立場なんですが
参考にさせてくださいませ。
ただ、新刊情報だけは当然早いので(笑)
またスタッフブログのほうへも
来てくださいね。