
ハイ、よせばいいのに、
先にスタッフブログのほうでコレの記事を書いちゃいました。(笑)
ただ、あちらはあれでも一応Bookエントリなので
こちらでは映画の感想を。(まだやるんかい)
執事喫茶って一度行って見たかったんだ〜
ってまだ未体験ゾーンですけども。
劇中撮影された店は乙女ロードに実在する人気の店で
予約が必要とか?すんごいね〜。
そうそうヒナタくんの親友役で出演してた男の子、
劇場版テニプリの不二くんでした!
開眼モードは試合中マジで怒ったときだけや〜〜って
ツッコミ入れてたんですが、今回やたらかっこよく見えました(笑)
どうせなら、
「弟が世話になったようだね」もいれてほしかったな〜。
(あ〜あ完全にマニアックな話になってしもたがな・・・)
いや〜、まさかコレで泣くとは思いませんでした。(!!!)
出会いはバイト先。
ヒナタくんは2つ年上のヨリコさんに一目惚れ。
で、声がひっくり返るほど緊張のきわみでコクるわけですが
逆に腐女子だけどええのん?ときり返されて
あなたがなんであろうとボクの気持ちは変わらんと
言い切ってしまいます。
実はまだこのときはその言葉の意味するものを
彼は知らなかった・・・・。
それゆえにそこからはじまる「受けセバス」の
受難の日々が描かれる・・・わけですが。
見た目はね、完全にもう一方的に
セバスが振り回されてます。
でも気がついたら、ヨリコさんの
心のよりどころになってるんですね。
甘えられるからこそ言えるわがままもあります。
過去に付き合ってた彼氏に気味悪がられて別れた経験から
ホントにその気持ち変わらないかどうか「安心したくて」
気持ち確認したにもかかわらずさらに英才教育(!)される
セバスなんですが、付き合い始めた最初のうちこそ
戸惑いを隠せなかった彼がどんどん
その器大きくなってくんですよ、コレが。
言いなりなんですがコチラから見れば
何が来ても受け止められる度量っていうのかな・・。
んで、そこまできていきなり
ヨリコさんに海外転勤の辞令がおりて
何も言ってくれなかったのは信用されてなかったからだ
男として認めてもらえてなかったからだとヒナタは凹み
ヨリコさんはヨリコさんで
行っても行かなくても大切なものをなくす
究極の選択を迫られます。さてどうすんの?
ここでね〜ヒナタくんが彼女に言うた台詞が
多分正解。いや〜うまいっ。
迷いのない言葉でしかも本音もちゃんと伝えられるって。
でね、笑って送り出した後に
ステディリングを握り締めて号泣するシーンで
もらい泣きしてるオバちゃん。(笑)
そうそう、何が面白かったって
劇中ポンポン出てくるネタにいちいちウケてしまって。
赤いのは3倍早いとかね、
等価交換とかね、
ガンダムにエヴァ、マクロスにルルーシュ、
ハガレンまでいれてくる。
ケロロ軍曹の着ぐるみに
ホンマもんの声優さんの特別出演。
ヨリコさんが家に帰ってくるとヒナタくんは
ニュース見てたのにアクエリオンにチャンネル換える。(!)
初音ミクのコスプレまででてくるとこは
さすが2009年度の映画。(笑)
あ〜こういうのについていける私はやっぱり
ヤバイでしょうか?!
内容そのものはごくフツーのラブストーリーです。
お互いが相手に対して心のどこかで劣等感持ってます。
かたや腐女子であることを貫きつつも
それがネックになることを百も承知だし
かたやどれだけ気持ち変わらないと伝えても
どこかで信用されてないもどかしさを抱えてる。
で、結局は全面降伏白旗揚げて
彼女のシュミごと彼女を引き受ける決心をするわけです。
負けるが勝ち?
相当ヒナタくん精神的に強いです。
変わらない愛ってのはこの先大変ですが、
何がきてもブレない男になろうって決めた彼は
彼女に敬語を使い、かしずきながらも(!)
余裕が見えました。一応ハッピーエンド?
・・・・ホンマにそれでええん?って思いますけどね。
夫婦のことは夫婦にしかわからん、
カップルの数だけ付き合いかたがあって
それは他人がどうこう言うことじゃございません。
でもついつい感情移入してしまいました。
わがまま言うてるようで不安で仕方ないヨリコさんにも
戸惑いも頼りなさも
全力でクリアしていこうとするヒナタくんにも。
ワタシの周りに座ってた女子たちも
まさかこんなに胸キュンになるとは思わんかったわ〜と
意外とやるじゃんっていう感想だったようで
あながち自分だけじゃなかったと変なとこでほっとして。
あと、スタッフブログでも書きましたが
しばらく黒ぶちメガネが似合う男子にどうも萌えそうです。
いつになったらこの世界から足洗えるんだ〜〜〜(笑)