
なんでブルースリーの名ぜりふ持ってくるんだ(笑)
うちのPC「どん、けもの」って打たないと
タイトル書けませんでした、あああ・・・。
さて。
なんでポロしてもポロしても死なないのか、
そこはもうわかんないまんま終わっちゃいます。
だって凸やんだから。(理由になってへんやん)
だって鈍いから(それは見たまんまなだけです)
そこに理由を求めちゃいけません。
その答えを探しちゃいけません。
私そこで思考が固まってしまってるうちに
終わっちゃいました。あああ・・・。
感じたことだけいうと中笑いの連続。
レッドカーペットじゃイマイチもりあがらんのぅ。(!)
ほとんどの場面がホストクラブ内なのでケバイ。
クドカンが監督したわけじゃなくても
どうみたってクドカンワールドでした。
エレベーターがあいて満面の笑みで
「おしまい?」って何度も何度もやるわけですが
毎回微妙に言い回しが違うんですね。
浅野忠信さんてどっちかいうと渋い寡黙な感じじゃないですか。
器用な俳優さんてこんな感じのキャラも
演じちゃうんですね。
あてがきだったら山崎邦正あたりがやりそうな役じゃない?
あてがきといえば、ユースケはまんまですね(笑)
自分のパブリックイメージを誇張したって
本人は言うてますがいや〜なんというか地のまんま。
ナンノちゃんのはじけっぷりというか
アホっぷりもよかったな〜。(笑)
これは果たしてハッピーエンド?
友達にしたひどい仕打ちが大人になって
小説と言う形で復讐されて、
さらにそれが殺人までいっちゃうのに
死なないことをいいことにまあ大人になっても
やりたい放題で、
・・・しかもまた何度そういう仕打ちをうけても
満面の笑みで戻ってくるんだ。
「おしまい?ね〜もうおしまい?」って。
その笑顔がだんだんホラーに思えてくるんだよねこれが。
だって小説のあとがきがあんなに辛らつなのに
彼の笑顔がそのまんま笑顔なわけないじゃん。
彼は子供のころの約束をどうしても果たしてほしかった、
だから死ねなかった・・・ともとれるんですが
それにしては、笑って戻ってくるそのニブさ(強さ)は
どっからくるんでしょう?
最後の「おしまい?!」だけは笑ってなくて
ずっと願ってたひとことを聞いてはじめて微笑むんですよ
もしかしたらそれが彼の死ななかった理由かもしれません。
で、文字通りこの”ポロす⇒戻ってくる”の繰り返しは
そのひとことでなぜか和解して終わるんですね。
もう凸やんはココへ帰ってこないかもしれませんが。
エンディングに流れるゆずグレンの「Two友」が
あまりにもさわやかで、
凸やんの笑顔が幸せそうで
あれ、コレそんなにええ話だったっけ?
友情・・・なんてどこにあったんよと、
ますます混乱のきわみにドーンと放りだされてしまったのでした。
あれでもトモダチはトモダチか。
やられたらやり返す、その度合いが半端ない。
んで、キャッチコピーは「鈍いって愛かも?」
謎だ・・・。
鈍い、感じないわけじゃなさそうだったし。
ただ、騒ぎまくる江田っちと岡本よりも
とにかく笑顔でぜんぜん何ともないふりをして
やってくる凸やんが不気味だった。それはニブさではなくて
何が来ても平気な、なんていうか底知れぬマイペースさと
どう説明していいかわからない強さだった・・・。
この映画理解できるやつがどれだけおるねん?
PG12がついたとして親は説明できないよぅ。
よい子は見ちゃダメ。(爆)