韓流映画のポスターって映り悪いっ?
(キャ〜ゴメンナサイゴメンナサイ)
アンティークのキムジェウクにしても
この映画のソジソブにしても
ワタシ、ポスターで見る限りじゃちっとも
タイプじゃなかったんですけど。
スクリーン映えするの?(キャ〜ゴメンナサイっ)
とにかく渋かったです。ソ・ジソブ。
最初こそダラ〜ってしててねむ〜って顔してるのに
かっこいいのなんの。(結局そういう感想かよ)
たとえがイマイチですけど
ワタシが映画でもドラマでも
大阪弁をしゃべる、関西圏以外の俳優さんみるたんびに
タメイキつくのとおんなじように、
ガンペからみたスタの演技はペラいんですよね。
で、自分ホンモノのヤクザですから
日々命張ってますから迫力が違うんですね。
おまけに映画好きなもんだから妥協ができない。
スタは「ある意味ヤクザみたい」で(爆)
暴力的なわがままなスターで
相手役を何人も病院送りにしちゃってもう誰も出てくれない。
たまたま知り合ったガンペを映画の世界に
引きずり込むんだけど交換条件をつきつけられる。
「マジでやるなら出てやる」と。
ストーリーを変えない・・・なら
ガンペより強くならなきゃいけないわけです。
実はこの出会いがスタを役者として大きく
成長させるきっかけになっていくんだから
世の中わかんない。
こうやって二人の人生が一本の映画の中で交差するとき
それはお互いにとてもとてもいい化学反応をしたんですが
・・・いかんせん、すむ世界がやっぱ違うねんってのを
オチで出してくるんですよね・・・・。
何か大切なものが欠けているという意味において
とても似たもの同士で、実はとてもいいひとで、
つかの間分かり合えた瞬間もあったのに・・・。
リアルを追い求める監督としては、
監督冥利につきるファイトシーンが
この二人のおかげで撮影できたわけですが
一歩間違うと命の危険と隣り合わせです。
ボクシングじゃないですがどこでタオルを投げるのか、
よく無事に撮影終了できたなと思いますね。
「映画は映画だ」
このタイトルはガンペの思いでしょうか?
あこがれてた世界、かっこいい台詞、
でもそれはあくまで作り物でしかなくて
スタの吐いた言葉に心動かされたのに
台本にその台詞を見つけたときのガッカリ感。(笑)
ひとときでもいい、別の人生を歩けた。
ヤクザ役としてでもいい、「映画俳優」としての自分が
そこにいたこと。でもコレはあくまで
そんな時間がすごせたというだけで
人生そのものを変えることまでは出来なかったんですね。
悟りとも自嘲ともいえる心のつぶやきだったかもしれません。
いや、それにしてもかっこよかった。
ラストの二人の顔の対比に涙ぐんでしまいました。
これぞ「THE オトコ」でございます。
草食系なんてどっかいけ〜〜〜(笑)
・・・・せっかくいい映画やのにどーして
こんなふうにしか書けないの、ワタシ・・(笑)
PS:さっきアンティークでキムジェウクにメロメロやったのに
気が多いのなんの・・・
しかも同じ日に見て、全然違うタイプにキャーキャー言うて。
こ、ココはどうかムシしてください。
いつものことなんで(爆)
あの目はヤバイですって。(笑)
調べたら「ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌」にも出てるんですね〜。
写真見比べると確かに目は同じでした。^^;
韓国のヤクザ物のアクション映画はいろいろ観てきましたけど、アクション映画そのものを題材にしちゃうというのなかなか斬新な発想でしたね。虚構の中のリアルな暴力と現実の世界での命がけの暴力。対比としてはスゴイです。
鬼太郎はパート1は見たんですが、
緒方拳さんが出てたほうは未見なんです。
そっか夜叉でしたか〜。
地味な俳優さんやとそのときは思ってたんですが(!)
なんていうたらええのか、
アンティークにしても、この作品にしても
ポスターだけなら無視してた映画でした。(!)
アンティークは予告すら見てないんですが
「映画は映画だ」に関しては予告だけ見ても
その時点で別段かっこいいとは思わなかった。
この映画に関しては俳優よりも設定とかストーリーとかに
妙に惹かれたもんで。
それがどういうわけだか
スクリーンで見たときには、個々の俳優さんのもつ
魅力をハンパなく感じたというたら大げさでしょうか?
・・・なもんで、余計に
ああ、韓国映画はホンマワタシ食わず嫌いなんだなと。
・・・知ればハマるのか?????(爆)
>虚構の中のリアルな暴力と現実の世界での命がけの暴力。
対比としてはスゴイです。
「悲夢」を見た後でこちらを鑑賞しているため
何かと対比させるものを並べるところや
お互いに何かがかけていて
それを補うべくもうひとりがいるような
そうやって会うはずのない誰かと誰かがよりそうような
・・・ギドク作品てこんな感じなのかなという
漠然とした印象を持ちました。
メガホンはとってないけど、ギドク色は出てる・・・のかなと。
男性俳優がスターになるためのステップとして
ヤクザっぽい映画があるのだとして、
それを今現在の日本人がみたら。
草食系男子全盛時代にまるでその反動みたく
「クローズゼロ」や「ドロップ」が上映されて
それがウケてる。
そんなときだからこの作品もウケるのではないでしょうか?
「悲夢」と違ってわかりやすかったし(コラ)
ものすごく渋かったし。
(あ〜韓流オバちゃんの仲間入りか???)