ガーナガーナってそんなに出してええんかいっって思ったら
しっかりロッテがバックについてました。
エンドロールのあとにまだ、
ご丁寧におすすめケーキはこれ、レシピのサイトはここ、
・・・よう考えたら映画公開は1月31日からだったので
実はお菓子メーカーの陰謀だったのかもしれません。
こんな形でバレンタインを宣伝するとは(違)
ちなみに鑑賞したのは17日火曜日の昼。(爆)
渋谷シアターTSUTAYAにて。
アルバイトスタッフでも特典割引OKと聞いたので
せっかく東京に来たんだからと行ってみたのですが
・・・こういう客は初めてだったのか
それとも本店からやってきたことにびびったのか(笑)
「こんな人来てるんですけどぉ〜」って
目の前で内線電話してる受付。お〜ぃ。
怪しいもんちゃうしぃ〜入れてくれよぉ・・・。
1000円で見れました。イェイ♪
チョコレートを食べただけで逮捕。
スイーツ全面禁止はもちろんのこと、
砂糖や蜂蜜といった甘味料さえ使えない。
食べ物はすべて健全健康党が支給する健康食品しか
食べることができない。
見て楽しむ、味わって楽しむはずの食事が
ただの栄養補給になってしまった・・・。
じょ〜だんじゃね〜っって立ち上がった子供たちが
チョコレートの密造をし、地下チョコバーをはじめる。
自分たちの手にチョコレートを取り戻すための
戦いがはじまった・・・。
太るし虫歯になるし、体にいいことなんか何も無い。
・・・う〜んそこまで言わなくたって。
食べすぎなきゃいいだけじゃん。歯くらい磨くって。
甘いものは気分を高揚させるから自然と人は笑顔になる。
お母さんが作ってくれたケーキの味、
今年もバレンタインが迎えられると喜んでいた老夫婦、
甘いものにまつわる思い出や幸せを取り戻せ!
・・・う〜んそれも極端な気がするな〜・・・
食品会社と政府の癒着まで引っ張り出し
文句言うてるけど私を選挙で選んだのは
あんたらだ〜〜という党首の意見もごもっとも。
誰がやっても変わらないから選挙に行かなかったら
こんなふうになってたというおばあちゃんのせりふが
結構今風で皮肉でした。
そのへんは、児童文学のわりに
ふ〜んっていうものだったんですが・・・。
健康食品が悪いわけではなく、
チョコレートが悪いわけではなく、
・・・なんていうか何事も極端はよくないんすよ。
それだけのことなんですが。
で、映画は健康食品をまずいまずいとつるしあげ、
でも、映画のスポンサーがお菓子メーカーだと
これはこれでどうなん?って思いました。
ロッテのこの刷り込みはありなん???(わわわわわ)
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原作はもっと面白いんじゃないのかなと
逆に気になりました。
映画のほうは、どうも女の子向き。
それも小学生くらいの・・・?!
最初に書きましたが明らかバレンタインを狙って
上映してましたし。
・・・ボロクソ書いてますが窓口で2者選択で
こっち選んだのは自分なんでまあ自業自得ですけど。(笑)
かなり企業色の強い映画ではありましたね(^^;
内容は、児童文学にしてはなかなか突っ込んだものがあり
見応えあったし、I.G.作品は無条件でプラスα評価になっちゃうのだけど、しょせん子供向け・・なのがちょっと残念でした。
児童文学にしてはスゲーと思う話で
コレは本読みたいなと。(うちにはなかった・・・うぅぅ)
アニメ化したって何もここまで
ターゲットを絞らんでもええのに
どうみてもバレンタインはロッテのガーナで作ってな〜が
あまりに前面に出されててドン引きしてしもたんですよ。
もっていきようによってはいくらでも高評価できるはずだっただけに
私も残念でした・・・。
まあいくらなんでもこの題材を
庵野さんや押井さんに作ってとは言いませんが・・・(爆)
(・・・メカに走りすぎだろ。)