
こんなん、ミチさんに言うたら
しばかれそうですが。
絵として彼がその風景にぴったりハマったのだとしても
日本人を起用しなければいけなかった理由はどこ?
オダギリジョーでなければいけなかった理由はなぜ?
彼ひとりだけ最初から最後まで日本語で
残り全員が韓国語なのに
コミュニケーションが取れる世界ってのは
気になるひとはとことん気になると思うよ。
誰にだってキライなやつの一人や二人いて
もしかしたら殺したいほど憎いひとだって
いるかもしれない。
そういう時はもしかしたら相手を傷つける夢だって
見ることもあるだろう。でも、
とりあえずアセびっしょりで起きた後
夢か〜で終わるんだ。それだけのことで
そう、フツーは。
でもこの話は違う。
その夢の内容どおり他人が実行してしまうというからコワイ。
操られることももちろんいやだが、
自分が本来犯している罪を他人に背負わせるのは
心がつぶれそうだ。もっとも直接手を下してないんだけど
目が覚めた時のあまりにリアルな記憶は
自分がしたのとあまりかわりなく
ましてや、させてしまった分もっともっと重たい。
どんだけええ顔してても、夢は嘘つかないというか
自分で制御できないその世界では
普段抑圧されてる思いのたけが
良くも悪くも開放されてしまう。
これはそういう痛いとこついた作品なのかも。
夢は何もバラ色の未来や魔法みたいなものを
見せてくれるだけじゃないんです。
これはむしろ負のお話ですので・・・。

フォローにならないかもしれないけど、
上の画像のオダジョーは
ホントに芸術家肌というか、たばねた髪に髭だけでも
絵になってました。
オダジョーとイ・ナヨンにそれぞれ黒と白の服を着せ
(途中着る色が逆転する場面もあり)
落ち着きと悲しみを両方表すかのように青が効果的に
使われていて、
ところどころ印象的な色があったこと。
ロケで使われてたどっかの寺も彼のいる店の雰囲気も
オダジョーがたたずむと
そこだけ切り取って写真集にして〜ってくらい
ええ感じでした。
そら主人公のビジュアル大事です。
それ目当てで行ったことも認めます。(爆)
でも正直もうちょっとどうにかならんかったのって。
行き着く先がみえみえだったし・・・。
最初のうちこそ寝るのを我慢する彼女の顔は
ものすごいヘン顔で
これはコメディにもってくのかと思ったんですが
後半、オダジョーの睡魔との闘いは
もう鬼気迫るものがあってほとんどホラーでした。
もうやめて〜〜ってくらい痛いし。見てられないし。
それでも最後にとった彼の選択は
自分がその苦しみから逃れるためじゃなくて
彼女のため。
そして彼女のとった行動は・・・・?!
え〜〜〜〜そうなっちゃうのっ?????
あなたたちは二人でひとりなのですって言われたって
あなたたちが愛し会えばこの悩みから開放されますって
そんなん言われたってそら無茶でしょ?
男は恋人のことがいつまでも忘れられない。
初対面の女性が自分の夢のせいで
夜な夜な徘徊してる現実をつきつけられても、
いきなりラブラブモードになれるわけないんです。
だから余計に物事は悲劇へと転がっていく。
何より眠ることをいったい何日我慢できるんでしょう?
・・・おっと正直その日数経過もよくわかりませんでした。
で、ラストシーンでええ〜っ?!でしたので
完全においてかれました。
それはハッピーエンドといえるんですかい?
マジ悲しい。泣くというより重たかったです。
それより見てるだけでもイタタタタタタタタでした。
あのオダジョーの日本語は
ぼくが観たとき
場内で笑いが起こりました。
でも、
いつしか慣れていって…。
この人の映画って独創すぎて
テーマうんぬん以前に
その語り口だけで
楽しんでいる自分がいます。
TB&コメント、ありがとうございましたm(__)m
もう杖はいらないのです^^
そして手術前から優しいです!(←自己申告ですが)
>こんなん、ミチさんに言うたらしばかれそうですが。
ふむ、ではミチさんの前に跪いて、
僕と二人でミチさんに頬を差し出しましょう(笑)
で、そのあと近江町市場で騒ぎましょ^^(←なんでやぁ〜)
ギドク作品を観ていると、韓国の人の恋愛観まで疑ってしまい
たくようになるような異形の愛ですが、“痛さ”だけはホント
省いていただきたい。 そんなんこの間の手術だけで十分(爆)?!
そうそう、和田聡宏はそもそもオダジョーと似ているんですよ(笑)
(あの髪型だと特に)
あと、あのテーピング、Agehaさん体に貼れば、
スリムアップに繋がるのでは・・・(逃)
さて、
上京で僕へのバレンタインチョコはもう用意されましたか(笑)?
「G」で始まる銘柄希望!!
キムギドク初心者にはコレきつかったです。
何作も見てるひとの感想は
全然違いますもん。
んで、コレはまだマシなのよと言うてはりますね。(笑)
キムギドク監督の考えてることはようわかりません。
ただ、「映画は映画だ」は
今ちょっと見たいなと思ってたりします。
韓国映画も
この監督もう〜〜んって言うてるくせに。
そもそも韓国映画ってタイトルのネーミングセンスが
なさすぎて見る気しないのよね。
(そうじゃなくって、これは日本語訳が問題なだけ?)
無事復帰しましたか?
メリケンサック流な言い方をしますと
運動も度を越したら
「年寄りのヒヤムギ〜〜」になりまっせ。(逃)
そういえば、指にテーピングしてたこともあったな〜。(爆)
効き目が出る前に皮膚炎でかぶれてえらい目にあった。
・・・うるさぃっ!(え〜ん、助けてぇ〜)
突然の京都転勤で東京のマンションは2月いっぱいで撤収。
夜遊び連れてってほしかったなぁ・・・
ま、京都帰ったときに川床でも連れてってもらいましょか?(笑)
誘ったのに来られへんかった罰として
これはぜひホワイトデーにおごってもらわねば。
(何でやねん?!・・・)
オダジョーかっこいい・・・だけでは
見れないことはわかってたんですけどね。
ただそこだけは裏切らない彼に賞賛。(笑)
でも、PLASTIC CITYどうしよっかな・・・。
cyazさんと二人でなんかコソコソ話してるんじゃないーー!!(笑)
オダジョーはセロテープ貼られながらお客さんが笑うんじゃないかって密かに心配してたみたい。
案の定笑いが漏れる劇場もあったのねぇ。
本人が真剣であればあるほど他から見たら滑稽・・・・・その最たるものだったんじゃないでしょうか。
ちなみに、和田某ですけれど、オダジョーファンから見たら全く似てませんからーーー!
(とはいえ、私はその和田某をシッカリと見たことはないのです・汗)
cyazさんにセロテープ芸してもらいますから(!)
許してくださいませ〜(なんでやねん)
このころはまだダンナが東京にいたときですので
一回くらい会おうよ〜っていうときながら
ぜんぜん予定があわなかったんですよぉ。
いまだにまだ顔拝めてませんけど。
こっちは全国版のフリーペーパーに顔が載ってしもたから
むこうは知ってるんですけどね。(!)
「悲夢」を先に見て「映画は映画だ」に行ったので
ギドクが監督じゃないにしろ、ギドク色(?)ってのが
こんな感じっていうのが漠然と理解できた気がします。
今見たとしても、
寝ないためにオダジョーのした行動はコワすぎるけど、
初見のショックや受け入れられなかった部分が
今は少し和らいだ気がします。
やっぱりファンのレビューは偉大やわ〜・・・。
PS:和田某も見てね。(まだいうか?・・・笑)