

うわ〜、こんな胸キュンを見せられるとは
思ってなかったです。
初めて誰かと手をつないだときのドキドキや
もどかしさ、覚えてますか?
なんだかものすごく甘酸っぱい気持ちになりました♪

やばい、惚れちまったかも。
・・・って誰だかK-20の金城さん見て書いてたひとが
おりましたが。
実は今ちょっとそんな気分です。
今年、岡田将生くんの映画出演は多くて
このあと、「ハルフウェイ」「ホノカアボーイ」
「重力ピエロ」と続くので
今の気分のままだと全部見に行きそうです。(笑)

山下リオちゃんが演じてた、ソラ。
イマドキこんなピュアな女の子がおるんかいなという
なんだかとってもいとおしい存在でした。
お父さんとお母さんの愛情、北海道の大自然は
こんないい子に育ててくれたんでしょうか。
・・・ただし、彼女には時間がありませんでした。
魔法士特有の遺伝するとある病のせいで。
まるで市川拓司が描きそうな
「ありえない病気ファンタジー」でございます。(!)
生まれ持った才能のために将来の職種が
魔法士と定められてしまうのはどうかと思いますが
タイトルの「魔法遣いに大切なこと」って
なんだったのかといわれると
彼や彼女たちが10日間の研修で学んだことは
フツーにほかの職種であっても必要なことだったんじゃないかと。
16歳で社会に出て行く彼らは
一般の子供たちよりも早く巣立ちしなければならず
その分、大人の世界の醜さに傷つき
それでもなお誰かを救うためにその力を使うための
勉強をします。
命をかけて最後にかなえたかった願いは
お父さんの依頼を成功させること。
・・・でもそれはひとりでは叶えられない依頼だった。
彼女はとてもとても短い人生を駆け抜けていったけど
とてもとても濃密な10日間を過ごせたと思うわけで。
それはこれからを生きていく彼にも
大きな贈り物を残していった。
そして何よりも彼女を幸せにできたのは
落ちこぼれ魔法士だったはずの彼の存在そのものだったと。
できるなら何クールかひっぱって
もっと掘り下げたドラマが見たかったなというのが
正直なとこなんですが、
ソラちゃんの心の美しさや素直さ
それだけでもなんというか
心が洗われる・・・そんな気分を味わいました。
いや〜・・・初恋のもどかしさを思い出す映画なんて
久しぶりでございました。(笑)
情報だけですがウィキペディアに
関連本、テレビドラマ2作品、映画と
解説が載ってました。
アニメの第一章では宮崎あおいが
主人公の声を吹き替えして好評だったようで
映画版も出演交渉したらしいんですが
残念ながら・・・。
でもリオちゃんの演技は自然体で
かわいかったです。
映画はどうやらアニメの第2章にそって
実写化されたみたいです・・。