2008年09月24日

吉祥寺と死神?〜「グーグーだって猫である」〜

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なんで英会話のセンセが話に絡んでくるのかと思ったら
そういうことですか〜。

サバとしゃべるシーンは
なんだか「綿の国星」を見てる気分でした。

マンガならありえる話も実写にするとなんだかな〜・・。
コレ以外にも、マンガならそうかもしれんけど
実写でそれやったらなんだかな〜な展開がチラホラ。
うまく説明できない違和感がありました。

いったい何匹の猫を使ったんですかというくらい
グーグーの顔も体型も変わりすぎ。

にしても、きゃわいい〜〜〜〜〜〜〜♪

この映画猫がかわいいからバランスとれてるけど
決して癒し系じゃないですよぉ・・・。

そうそう吉祥寺へメンチカツを
食べに行かなくちゃ(笑)
あんなに並んでたらさぞおいしいんだろうな・・・。
ハーモニカ横丁へも顔出したりしてね。
地図をくるっくる回しながら(!)

「迷った、助けて〜〜」とか
仕事中のダンナにメールしとったりして。(!)

それはさておき。


そもそもスタートがサバの死ですから
まったりしてるのに内容は暗めというか重め。

40代女性でたとえば、
仕事はそれなりに順調だけど
一人暮らしでこの先どうやって生きていこうかなって
そういう人にはなんだか見につまされるような
話ではなかろうかと・・・。

吉祥寺の街の雰囲気とか若い子らとの交流だとか
それなりに楽しく過ごしてはいるけれど
一緒に暮らしてた猫が死んでしまって
コレだけ落ち込むってのは
同居人である猫ちゃんが心の中で
どれだけ大きなウエイトを占めてたか
猫好きのひとなら痛いほどわかるでしょうが、
それは他の人でも他の猫でも
代替がきかないんですね。
日々の張り合いや仕事のやる気にまで影響するんですから。

二番目の猫は死んだ猫の分まで大事にされる。
と、言いながら
名前呼び間違って謝ってる。

サバと話ができたことでやっと
気持ちが開放されるわけです。
私といて幸せだったのかなという不安から。

好き勝手やってるようで
ちゃんと麻子さんのところへ帰ってくるグーグー。
猫と人間の絆ってのはべったりじゃなくて、
目が合った瞬間、
同じ場所にいるひとときに心の通い合う瞬間があって
その一瞬を積み重ねてるのかなと漠然と感じました。

淡い恋のようなものまであって
麻子さんはどこまでもホワホワした少女のような人でした。
原作の大島弓子さんのイメージがどこまで
体現できたのかはわかりませんが、
大島弓子のマンガに出てきそうなキョンキョンでした。

上野樹里ちゃんが目立ってたかな。
彼女と彼女のストーリーのほうが。

加瀬亮くんの立ち位置が微妙。
森三中の三人はだれかひとりがでていれば
かなり個性的なバイプレーヤーなのに
3人いっしょだと森三中以外の何者でもなく(わわわ)

猫好きとキョンキョンのファンは見て損はないけど
キョンキョンの同年代で独身女性が見ると
キツイかも〜・・・・?


posted by Ageha at 17:20| 大阪 ☀| Comment(4) | TrackBack(15) | 映画、DVD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こちらにも・・・。
ネコちゃん、たしかに体型まで変わってましたよね。
エンドロールでも何匹もの名前が出ていましたし。

今度東京に行ったあかつきには是非吉祥寺の【行列のできるメンチカツ】を食べてみて感想を教えてくださいませ〜!
Posted by ミチ at 2008年09月24日 23:36
こんにちは。

>いったい何匹の猫を使ったんですかというくらいグーグーの顔も体型も変わりすぎ。

スゴい!
これは気づきませんでした。
猫好きを自称していながら恥ずかしいです。

いま、吉祥寺は屋根の架け替え中。
あのメンチカツのあたりも、
すっかりさまがわりしていますよ。
青空が見えて、ちょっと変な雰囲気。
Posted by えい at 2008年09月25日 19:19
ミチさん、どうも。

ただいま東京におります。
ネットカフェより愛をこめて。(笑)

明日メンチカツ食べに行ってきますだ。
・・・迷わなければ。(え)
Posted by Ageha at 2008年10月04日 00:26
えいさん、どうも。

近所なんですか?


東京へ行く口実ができたもんで
1,2ヶ月に一度は
来れそうなので
ミーハーな田舎もん丸出しで
遊んできます。
楽しみ(笑)
Posted by Ageha at 2008年10月04日 00:29
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