ゆれる (ポプラ文庫 に 1-1) | |
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これは今月の新刊でポプラ文庫から発売された
西川美和さんの「ゆれる」
映画のレビューも小説版の感想も書いた。
文庫化されたんで買おうと思ってたんだけど・・・。
ちなみに小説の感想はコチラ。
http://cyberdoll.seesaa.net/article/24825255.html
映画レビューはコチラ。
http://cyberdoll.seesaa.net/article/31668940.html
解説:香川照之。
ん?
これがフツーに、映画出演したときの感想だったり、
この小説にたいするコメントだったら
むしろうれしかったんですけどね。
裏話とか聞かせてくれたらサイコーやんって
思ってたんですけど。
実はネタバレになりますが
映画のラストシーンの続きを
稔視点で描いたものが載ってるんです。
う〜ん、それってどうなんかな〜。
この映画のラストに関しては
見たひとと散々コメントのやりとりをしました。
お兄さんの性格上、年老いた父を
放ってはおけない、
でももういい加減、いろんな気遣いや足かせから
開放してあげたい・・・となると
バスに乗ってほしいかな・・とまで書きました。
まあ私が不満に思うということは
そうでない結末が書き加えられてたわけですが
このノベライズ版を書いた西川監督の意思とは別に
書かれたものであるということを
最後に記してあるということは
こんなん勝手にエンディングつけてええんかいの?????
しかもコレを指して
あとがきもしくは解説となってるなら
こんなんアリ?
もともとは主人公たちも
そして見てる私たちの心も
文字どおり「ゆれる」を繰り返して
不思議な余韻を残した作品だっただけに
コレは書いてほしくなかったなというのが本音でして・・・。
どない思います???
もちろん西川さんがOKしたんだろうけど、そんなものは必要ないよね。
DVDの得点映像じゃあるまいに。
うん、なんていうのかな〜。
「ミロのビーナス」みたいなもん。
手足がないんだけど、
つけると不自然な、
ない方が完璧な作品て感じがあって。
どうにでも解釈できるけど
どれもしっくりこないから、
あんな形で終わるエンドが
一番よかったんだなと、
こんなふうに香川版エンディングを
つけられて改めて感じたわけでして・・・。